事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

本を読む

「くうねるあそぶ。」は至高のコピー。生活者に寄り添う「買い言葉」を使いなさい

「売り言葉」と「買い言葉」 心を動かすコピーの発想 (NHK出版新書)作者: 岡本欣也出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2014/05/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 売り言葉と買い言葉。コミュニケーションの仕事をしている人なら誰しもが、自…

ココ・シャネルの教養論、専門知識の最速習得法、エリートだってちょぼちょぼ

本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法 (角川oneテーマ21)作者: 出口治明出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2014/09/12メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 出口治明さんの『本の使い方』を読んだ。個人的に、出口治明さんの書…

Web担当者が直面する受発注の溝、「禁断の外注コントロール術」で埋められるか?

『Web担当者が知っておきたい 禁断の外注コントロール術』がKindleでパブリッシングされておりました。作者の深田武晴さんとは、有志が集って開催されている「Web担当者勉強会」でお会いし、そのたびにお世話になっていたのでした。かつてはWeb担当者として…

仮説思考に学ぶ「選ぶことは捨てること」という意思決定の大切さ

仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法作者: 内田和成出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2006/03/31メディア: 単行本購入: 29人 クリック: 187回この商品を含むブログ (160件) を見る 『仮説思考_BCG流 問題発見・解決の発想法』の内容が良かった…

出口治明『任せ方の教科書』は新米リーダーに限らず必ず10回は読むべき

出口治明さんの『部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書 』が、これからチームを率いるリーダーにとって良書だったので、読書感想文をまとめてみた。

「電信柱の陰から見てるタイプの企画術」、キラキラしていない人こそ企画に向いている

電信柱の陰から見てるタイプの企画術 (宣伝会議) 作者: 福里真一 出版社/メーカー: 宣伝会議 発売日: 2013/11/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 「電信柱の陰から見てるタイプの企画術」という福里真一さんの本を読んだ。ジョージア「…

ゼロ秒思考とメモ書きで見えた「考えるとは何か」のたった1つの答え

仕事で「もっとよく考えて」といったアドバイスを受けることはよくある。でも「考える」っていったいどういうこと? と首を傾げる人も多いはず。 もし「考えること」に課題意識を感じているなら、『ゼロ秒思考』(赤羽雄二)を読んでみよう。「考えることと…

成熟社会に正解なんてない、一人ひとりが納得解を探せ。35歳の教科書を読んで

30歳を過ぎ、生活や仕事において20代だった時とは異なる変化や考え方が生じるようになってきた。30歳からの人生をどう歩むかは、誰にとっても大きなテーマになり得る。そんな中見つけたのが「35歳の教科書」。著者の藤原和博さんの考え方は参考になる部分が…

さとなおさんの「明日のコミュニケーション」を読んだ。「RTやシェアは行動」「人は近しい人に共感する」

なぜ、明日のコミュニケーションを読もうと思ったのか? 『明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法 』を読んだ。仕事分野である「コミュニケーション」に対する理解をもっと深め、コミュニケーションの仕事を現状の仕事以外の別の角度か…

ダイエットで体重を落とすには? 「ジャンクフードは捨てろ」「空腹になるまで食べるな」

体重が危険水域を悠々と超えてきたので、体重落としを始める。特にどのダイエットが向いているというわけでもないが、何かしら体重を落とすための指針があった方がいい。昔はレコーディング・ダイエットでキレイに痩せることができたけど、数年前に比べて基…

『必ず結果が出るブログ運営テクニック100』:すぐ実践できてアクセス増につながるポイントまとめ

「必ず結果がでるブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える"俺メディア"の極意」には、ブログを更新する上で知っておきたい有益なTipsがまとまっている。一通り目を通してみて、有益だと感じた部分を記録しておきたい。 必ず結果がでるブログ運営テク…

坂の上の坂が教えてくれる「各世代で消えない壁と人生のエネルギーカーブの存在」

目の前のことに一生懸命打ち込みながらも、近くて遠い将来をどう生きるかを考えることは多い。例えば20歳の時はどんな30歳になりたいかといったことを考えることもあるはず。 周囲も自分もものすごいスピードで変化していくので、その場で答えを出すことは難…

考える力とは何か? 「考えることの定義」を考えて見えてきたもの

「考える力が不足している」と思うことが少なくなかった。仕事や生活において「考える力」があるとないとでは、アウトプットや成果がまったく異なるものであると感じる。けど、「考える力って具体的にどういうことを意味するのか?」に対して明確な解答が出…

『自分のアタマで考えよう』を読んだーー考えるとは何か、思考を習慣化するには?

「思考のクセをつける」「自分の頭で考える」。2013年の目標の1つに設定したものだ。「考える」ことが弱点だ、という認識があって、2012年に克服ができなかった。 「もっと考えて」と言われることがある。だけど、「考えるって何?」「何をもってして考えた…

キャズムから考えるBtoBマーケティングと「事例コンテンツ」の存在意義

『キャズム』はITやソフトウェア、インターネットサービスのマーケティングに携わる人の必読書だ。マーケティング担当者はこの書籍を読み逃してはならない。 キャズム Ver.2 増補改訂版 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論 作者: ジェフリー・…

『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』。競合を真似せず、己を磨く

久々に読書欲がムクムクと湧いてきたので、今週はインプットを多めに。今日読んだのは『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』。読後感を走り書き。 グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ 作者: デイヴィッド・ミーアマン・スコット,ブライア…

『入社1年目の教科書』は働くすべての人の必読書

『入社1年目の教科書』(岩瀬大輔・著)が素晴らしい。入社1年目の社会人向けに書いた書籍とあるが、社会人5年目の自分にとっても、有益な情報が多い。岩瀬大輔さんは、世界を舞台に活躍するヤング・グローバル・リーダーだ。そんな人の仕事に対する心構えは…

『小さなチーム、大きな仕事』

今のチームで一番しっくりきているのは、スピードの早さだ。日々改良が加わるWebサービスを、スピード感を持続しながら市場に提供していく。当然Webマーケティングも、その速度に合わせて素早く実施していく。改善点や新機能の詳細はブログやソーシャルネッ…

『心を整える。』から意識するプロフェッショナリズム

今の会社に入ってから、明らかに自分自身が変わりました。飲みの回数と時間を控え、夜は決まった時間に寝て、朝は決まった時間に起きる。通勤時間で新聞を読み終え、始業開始前の30分で当日の仕事をイメージングし、万全の状態で仕事を開始する。決まった時…