事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

クリエイティブの自分事化、賛否両論を良しとするスタンス、経営層の理解

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宣伝会議2014年9月号。「社内スローガンは カップヌードルをぶっつぶせ」より、 日清食品ホールディングス 安藤氏のインタビュー。個人的に気になった点を引用と感想。

クリエイティブの自分ごと化を再優先。数年掛けてブランドメッセージを開発

最近の若年層にカップヌードルのcmの面白いとは思ってもらっても自分のブランドだと思ってもらうことは容易ではありません。ブランドとしての親しみやすさや共感を産むには どうすればよいのかという問題意識から、当社では数年かけて若年層に自分ごと化してもらうようなブランドメッセージに切り替えていった

単なる面白いクリエイティブを作るだけではもう若者の心は動かせない。 仮に動かせだとしても、その成果はその場限りで 、企業のブランド資産が その人にずっと残り続けるということはなかなかない。

こうした中、若年層に自分ごとかしてもらうためのクリエイティブを作っているのが、日清食品ホールディングスだ。

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