事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

【GAP014】時間別表示で更新のタイミングを決める

できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版 SEO&SEMを強化する新・アクセス解析術』の100ワザを実践してみる「Google Analytics Practice(GAP)」。014では、ワザ14——時間別表示で更新のタイミングを決めよう——を実践します。

Webメディアやブログのコンテンツがある程度たまると、どの時間帯にユーザーがそれを見に来るかが分かるようになります。ビジネス向けのメディアだと、出社時間直後の午前や昼休みにアクセスが多くなる。またインターネット全体では平日の昼や夜に来訪が多くなる——といった傾向が主な例になるでしょう。

それを逆手に取り、来訪するユーザー数が最大になるときを狙ってコンテンツを露出すれば、それだけユーザーの目にとまる確率は高くなります。もちろんニュース性のあるコンテンツは1分1秒でも早く公開することが、ページビューを最大化につながりますが、通常はそれ以外のコンテンツが多いはず。であれば、ユーザーが訪れる時間帯の傾向をつかみ、そこをめがけてコンテンツを打ち込む方が成果が上がるのは自明です。

Google Analyticsでは、解析するメディアやブログのアクセス傾向を時間別に表示できます。saicolobe's posterousでは今のところ、記事を更新したタイミングでPVが最大化する傾向にあるため、ワザ14を検証するにはコンテンツ数や検索ヒット数が足りません。アクセス数全体が増えてきたところで再び、時間別表示から傾向をつかみ、最適なコンテンツ更新のタイミングをつかもうと思います。

ちなみに、携わっているメディアはお昼休みのアクセスが多いので、コンテンツもそこに合わせて掲載するという方法を採っています。

  1. 「ユーザー」
  2. 「ユーザーの傾向」
  3. 「セッション」「ページビュー数」「サイト滞在時間」「直帰率
  4. グラフの表示から「時間別」をクリック