【Google Analytics Practice028】検索エンジンの比率は5:4:1を目指す
『できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版 SEO&SEMを強化する新・アクセス解析術』の100ワザを実践してみる「Google Analytics Practice(GAP)」。028では、ワザ28——検索エンジンの比率は5:4:1を目指そう——を実践します。
本著によると、2009年1月時点での検索エンジンのシェアは、ヤフー:Google:その他でおおよそ5:4:1の割合になっているとのこと。それに応じて、ある程度アクセス数をならしていけば、検索エンジンによる流入の比率も5:4:1に近づいていくということです。
このブログでは、どの検索エンジンからの流入がどれだけになっているかという割合はあまり重要な数値ではありません。その理由は、今のところgoogle(70.83%)とYahoo(29.17%)からの流入しかないからです(いずれも2010年12月31日現在)。
アクセス解析を生業としている人はご存知の通り、YahooがGoogleの検索エンジンに完全移行する方針を表明しています。すなわち、検索エンジンを介したこのブログへのアクセスは、基本的にGoogleのアルゴリズムや検索エンジンに由来するものです。Googleは「検索エンジンで上位に来るとユーザーに喜ばれるサイト」を志向しており、このブログで想定している読者に役に立つ内容を作り込んでいけばいいということです。
とはいえ、多大なアクセス数を誇るウェブサイトでは、検索エンジンのシェアと検索からの流入数のシェアが近づいた方がいいのは明らかです。どれかの検索エンジンが突出している場合は、SEO対策がうまく機能していないとも考えられます。1つの指標として「5:4:1」は覚えておくべき指標といえそうです。
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