事業会社マーケターのさんぽ道

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【Google Analytics Practice029】キーワードの満足度を測る

『できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版 SEO&SEMを強化する新・アクセス解析術』の100ワザを実践してみる「Google Analytics Practice(GAP)」。029では、ワザ29——キーワードの満足度を測ろう——を実践します。

Google Analytics Practice027】ノーリファラは25%を目指す——で記述した通り、このブログの検索エンジンからの流入は20%に満たず、2010年12月31日現在、実数ではわずか19セッションしかありません。またこのブログの主なコンテンツは「Google Analytics Plactice」および「Weekly Works」の2つ。ここからGoogle検索エンジンにうまくヒットするようなコンテンツを作っていかなければいけません。

検索キーワードの内訳をみると、Google Analytics関連は10、Weekly Works関連は9でした。コンテンツ数から見ると、Google Analyticsの割合がもう少し増えてもいいのかもしれません。

問題は数ではなく、質です。19のキーワードのうち、実に17のコンテンツの直帰率が100%でした。つまり、ユーザーが何らかの情報がほしくて検索エンジンにキーワードを打ち込み、このブログに訪れてもらったものの、そのコンテンツでは満足できず、別のページに遷移してしまうユーザーが後を絶たない状態ということです。これは少しがっくり。

ちなみに、一般的なキーワードの直帰率

70%を超えていると注意が必要

だそうです。ちなみにブログや辞典サイトは直帰率が高い傾向になるため、70%以上であってもそれほど悪い数値とは考えなくてもいいとのこと。ですがECサイトなど、コンバージョンに直結するページの直帰率が高い場合は要注意。ユーザーの要望に応えるページを作っていかなければならないことは言うまでもありません。

直帰率を下げる施策として、テキストリンクの充実が1つの解決策になります。そのページにたどりついたユーザーが、考えることなく次なる有益なページに流入できるよう、メディア・ブログの運営側は細かな改善をしていく必要があります。そのブログのコンテンツと関連性の高い別のコンテンツを逐一補充していくという細かな心配りが、ユーザーの満足度を高め、直帰率を下げることにつながっていきます。

トラフィック」「キーワード」
画面から直帰率を確認し、70%以上のコンテンツを確認
その後、テキストリンクを充実させるなどして、直帰率の減少につとめる

関連ワザリンク
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