【Google Analytics Practice041】プレスリリースから訪問者を呼び込む
『できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版 SEO&SEMを強化する新・アクセス解析術』の100ワザを実践してみる「Google Analytics Practice(GAP)」。041では、ワザ41—プレスリリースから訪問者を呼び込もう——を実践します。
プレスリリースはSEO効果の高いコンテンツであり、種々の入り口ページにもなるためないがしろにしてはいけない——これを意識するとしないとで、サイトの価値が大きく変わってくるのではないでしょうか。
職業柄、さまざまなプレスリリースを閲覧するのですが、プレスリリースに書かれているべき情報が書いていなかったり、製品の詳細情報をリンクしていなかったり、PDFで開かないといけない仕様になっていたりすると、それだけでげんなりしてアクセスする気をなくしてしまいます。プレスリリースは単なる公式な情報公開の手段ではなく、ユーザーにとって有益な情報のかたまりであるべきだと思います。
本著ではプレスリリースの効用として
- 文面や内容の構造がSEO効果にむすびつきやすい
- キーワードがシンプルに配置されており、外部サイトからリンクしやすい
- 公開数カ月後に入り口ページとして機能し始める
といった点を挙げています。新製品やサービスなどに興味を持つユーザーが自発的に集まりやすいコンテンツであるため、ユーザー視点に立ったプレスリリース作りが求められているといえるでしょう。
このブログではプレスリリースを打つことはありませんが、ワザ41の視点はウェブでコンテンツを作る際に考えておくべきトピックを網羅しています。ユーザーにとってより良いサイトを作るためには、あらゆるコンテンツを注意深く作ることが求められます。SEOを考慮したプレスリリースがあってもいいじゃないですか。既存の常識にとらわれず、プレスリリースからコンテンツの骨組みや内容を変えていくことも、サイトの価値を上げる一手だと強く感じます。
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