事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

【Google Analytics Practice047】訪問者の閲覧環境を知る

できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版 SEO&SEMを強化する新・アクセス解析術』の100ワザを実践してみる「Google Analytics Practice(GAP)」。047では、ワザ47——訪問者の閲覧環境を知ろう——を実践します。

訪問者の属性をつかむことで、Webサイトやブログを最適化し続けるという習慣が身につきます。Google Analyticsでは、「ユーザー」「PC環境」をクリックすると、アクセスしてきたユーザーのPC環境を表示できます。

「ブラウザとOS」という項目では、「Chrome×Windows」が25%超でトップ、「Internet Explorer×Windows」が24%超で2位、「Firefox×Windows」が11%超で3位となりました。通常のWebサイトではInternet Explorerからのアクセス数がほとんどを占めていると思うのですが、自分のブログではChromeが1位になっていることには少し驚きました。やはりTwitterFacebookを普段使っている人は、ブラウザにChromeを選択しているのでしょうか。

また「Mozzila Compatible Agent/iPhone」「Safari/iPhone」「Safari/Android」の割合を足し合わせたものが約17%ありました。少しずつですが、iPhoneAndroid搭載端末といったスマートフォンからの流入も増えていることが分かります。この割合が増えてくるようであれば、ユーザーにコンテンツをより快適に閲覧してもらうために、このブログの表示や機能を改善していかなければ、という次の行動を導き出すこともできるでしょう。

Google Analyticsではそのほかに、「画面の色」「画面の解像度」「Flashのバージョン」「Javaサポート」といった項目も調べることが可能です。ブログをただ更新している限りは、これらの項目の詳細を追う必要性はあまり感じません。ですが企業サイトや独自のカスタマイズを加えたブログでは、これらの項目を確認しながら、対象としているユーザーがきちんとコンテンツを循環できるようなサイト作りを心掛けていけます。