事業会社マーケターの散歩道

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事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

アウトプットまでのラスト・ワン・マイル

最近運動不足だったので、2駅分歩いて帰りました。家に向けた方角を頼りに、勘を駆使して歩いたものの、街灯が少ない真夜中の住宅地というダンジョンに誘われ、最短距離を大きく迂回してしまったようです。心地いい疲れをまとい、ぐっすりとまどろめそうな予感です。

久々に試験を受ける機会がありました。試験らしい試験を受けたのは、学生時代以来かもしれません。限られた時間の中で的確な回答を出すことが目的なのですが、これがなかなかに難しい。選択式など答えがあらかじめ決まっている場合はいいのですが、明確な答えが存在しないケーススタディの場合は、最初にアウトプットのイメージをおおまかに描いておかないと、最後の最後で足元をすくわれますね。終了時間が差し迫るにつれて冷静さを欠き、アウトプットのイメージから遠ざかる。泥沼にはまる感覚を久しぶりに味わいました。

答えがあるとないとにかかわらず、決められた時間の中でアウトプットを出すことは、仕事においても何ら変わりのない命題でしょう。試験と仕事の違いを挙げるとすれば、仕事は一人で答えを出す必要はないということ。誤解を恐れずに言えば、アウトプットは顧客やユーザーのニーズを充足するものであればよく、そこにたどり着くまでの過程は不問だと思うのです。もちろん自分で考えずに人に聞くのは配慮が足りませんが、仕事では目的達成のためにあらゆる手を使うことを悪だとは思いません。経験が少ないうちは、周囲の叡智を生かそうとすることが不可欠です。

久々の試験を受けた後、ふとこんな考えが頭をよぎりました。チームで1つの目的達成に向けて協同することの素晴らしさを再認識するとともに、数字の分析、改善点の立案、アウトプットのスピード感など、自分の課題が改めて見えてきたという点で、非常に実りのある機会だったとしておきましょう。試験の結果はどうぞ聞かないでくださいませ……。

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