自分が引き受けて前に進む
日本経済新聞(夕刊)、2011年6月11日(土曜日)に掲載されていた梁・石日さんのインタビュー記事が興味深かったので、備忘録として残しておきます。特に心に残ったのは以下の発言。
「結局はどんな体験だって自分が責任をもつしか無い、ということですね。人は他人の人生を生きることは絶対にできない、私は私の人生を生き抜くしかないんですね」
「人は人生で問題を抱え込んだり失敗したりして、先が見えなくなることがあると思うんですよ。それが何か、人によって違いますよね。一人ひとり人生が違うんだから。ですけど、そういうことをすべてひっくるめて、たとえそれが他人による結果であったとしても、自分が引き受けて前へ進むしか無いんですね」
そうそう、そうなんです。苦境に立った時には自分以外の誰かのせいにしてしまいませんか。けど、結局は自分が選択したからこその帰結なんですよね。人や環境のせいにしてはいけない。
誰もが自分の人生について悩み、迷い、そしてそれを乗り越えることで成長していくんですよね。僕の過去もそうでした。今だけを見ていたら視野狭窄。もっと前を向いて、わくわくしながら毎日を過ごさないとつまんない。前に進む足取りが重たくなった時には、この言葉を思い出して未来の自分に期待することにします。