事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

好きなことを、好きな人と、好きな場所で

ご縁があり、「green school Tokyo」の場に参加させていただくことができました。今クールは『マイプロジェクト&じぶんごと学科』と題し、暮らしと生活を変えていくアイデアを生み出し、形にしていくためのワークショップを連続開催しています。

ワークショップでは、参加者の方が好きなことを共有し合う時間がありました。キーワードベースで出てきたのは、インディペンデンス ボードウォーク、JustGiving、農業のこせがれネットワーク、マイプロジェクト、コワーキング、ノマドワーキング、コレクティブハウス、colish、世田谷ものづくり学校……などなど。単語としては聞いたことがあるものの、意味について知らないものもたくさんありました。

これらを選んだ参加者の方の根底にあるのは、「好きなことを、好きな場所で、好きな人とやる」という意識なのかなと思いました。自分に身近で、手を伸ばせば届きそうな範囲でできることをやる。同じ価値観や志を持った人が、組織の壁を超えてゆるやかに集まる。好きな事を”自分ごと”として考え、行動する。そんな「マイプロジェクト」の萌芽を感じました。

自分自身を振り返ってみても、今回の参加者に近しいことに興味を持っています。1つは地元のカフェ「Private Cafe Cozzy」。このブログでも何度か書いた通り、カフェという場に集まる人達と運営するオーナー、この「人と人とのつながり」が強く感じられるからこそ、何度もカフェに足を運んでしまうのでしょう。そのうちに、自分が住んでいるこの地域がもっと盛り上がればいいな、そのために何かしたいな――といった気持ちが少しずつ芽生えてきている自分に驚きます。カフェという場を「自分ごと」としてとらえているのかな、と。

また1点突き刺さった言葉がありました。「平日と土日、別け隔てなく動く方が自然」という趣旨の言葉です。私自身は平日はがっつり働き、土日は仕事以外のことでリフレッシュしたいと考えるタイプですが、これからは仕事とプライベートの境界線がなくなっていく暮らし方を志向する人が増えるのかもしれません。

新しい価値観、自分の知らない世界に触れ、少しだけ視界が澄み渡ったような心地がしました。