事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

人生って、バイオリズムだ

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2011年8月19日(金)。

バイオリズムって、本当にあるんだな。人生の話です。

自分のこれまでを振り返ってみると、決して順風満帆といえるものではなく、総じて山あり谷あり。

高校では勉強にまったくついていけず、やりたいことも見つからなかった、現役時代は勉強を投げ出す。1度目の逃げ。

本に出会い、本からたくさん学び、やりたいことがうっすらと見えてきた。けど浪人1年目は失敗。真面目、努力だけでは通用しないのが世の中だと知る。

そのまま逃げるのは嫌だったから、もう1年受験勉強をしてしまった。受かるための勉強。ストイックだった。そして合格した。結果を出すためには戦術が必要・信念を曲げずにコツコツ取り組むことの大切さを学ぶ。ちょっと自分に自信がついた。

大学時代は楽しかった。特に3回生になってから、視界と人脈が一気に広がった。

でも終盤戦にさしかかるところで見事につまづく。とあることが起こり、就職活動を再開しないといけなくになった。大学4年の10月、就職浪人も頭によぎった。

運良く最初の会社に拾ってもらった。卒業の2カ月前。本当に感謝。仕事も自分に合っており、毎日をわくわくしながら過ごすことができた。感謝してもしきれない。

その後、別のことに対する興味が抑えきれなくなってきた。思いきって、違う世界に足を踏み入れてみた。環境ががらりと変わり、「どういう状態ならば自分は幸せか、誰かの役に立てるか」を強烈に意識するようになった。方向転換が必要だと感じた。

そして、今の会社に入り1カ月が経った。毎日が楽しい、充実している。幸せを噛み締めながら仕事ができている。アウトプットをもって、チームや会社、そしてユーザーの期待に応えていきたいと思っている。

自分にとっては本当に山あり谷ありのこれまで。谷の時は不安だらけの日々だったけど、時間が過ぎるとその当時の気持ちは昇華される。山と谷を刻む人生だと分かれば、ちょっと先の未来が透けて見える。

今はまだ山の頂上に向けて登っている途中。頂上から見た景色は絶景だろうなあ。それは谷を何度も経験してきたからこそ想像できるもの。人生って、バイオリズムだ。