のめり込みソーシャルには要注意
2011年9月2日(金)
ここ1カ月くらいの間に、中高の時の知人が相次いでFacebookに登録しているようです。ちょっと前までは仕事関係の人が友達のほとんどだったのですが、ここに来て、自分の知人や旧友ともつながりができています。知人の多くは会社の人に誘われたとか、なんとなく始めてみたといいますが、Facebookの認知度が徐々に高まっていることを感じます。
知人の多くは「よく分からなくて使いこなせなさそう」と言っています。確かにインタフェースはとっつきにくく、自分も最初は使いこなせていませんでした。しかし、ちょっと使い始めるとすぐに慣れ、今は不備を感じることはありません。
WebサービスやITを多少はかじっているからかもしれませんが、FacebookのPC画面は無駄なページ遷移を極力させない作りになっており、極論、トップ画面だけ見続けていればいい。慣れるのは時間の問題でしょう。
ひと通り使いこなせるようになった後は、知人とのリアルタイムなコミュニケーションがやみつきになるはず。自分は今でもFacebookのタイムラインを1日1回以上チェックしてしまいますし、軽い連絡などは「メールよりもFacebookでやりとりしたい」とさえ思うようになっています。メールの画面を開くことさえ、手間に感じてしまうんですよね。
注意が必要なのは、Facebookにハマりだすと、ソーシャルゲームなどと同じように、すき間時間の多くを無意識的にFacebookに捧げる羽目にはってしまうこと。何か楽しいからついついFacebookを使ってしまう、けど1週間前に付けたいいね!やコメントなんて、ほとんど覚えていなかったり。
1日15分を費やしているとすれば、1週間だと1時間45分、1カ月に換算すると実に6時間をFacebookに浪費していることになるという。ソーシャルメディアを無意識に使ってしまう人は要注意です。
よくよく考えると、自分もソーシャルメディアやWebサービス、コミュニケーションプラットフォームのたぐいには、人生の多くの時間を費やしてしまっているのかもしれません。それだけでご飯が食べられるならどっぷりとその世界にいたいのですが、現実的にはそうはいかないわけです。
「ハマると楽しいけど、ハマりすぎはほどほどに」。Facebook上でなく、実際に知人に会ったときには、耳元でそうささやいてみるつもりです。