ワイヤーフレーム、リスティング広告。マーケティング・コミュニケーションの基礎を積み重ねる
毎週日曜日は1週間のワークライフを振り返る。今週はワイヤーフレーム作成、リスティング広告の出稿など、Webマーケティング担当者として、新たな仕事を始めることができました。
元々コンテンツディレクション能力を期待されて、今の職場に招いてもらえたと勝手に思っているのですが、それ以外の分野でも期待以上の成果を出していきたい。Webサービスのマーケティングを担当しているからには、Webに関するあらゆる専門性を身につけていかなければいけません。
ワイヤーフレーム、リスティング広告はWeb担当者の仕事の基礎中の基礎なので、今年中にひと通りできるようになっているのが理想です。あれ、今年終了までもう100日を切っているぞと。
ワイヤーフレームで大事な意図、背景
ランディングページのワイヤーフレームがひと通り完成しました。ほっと一息です。完成までに苦戦したのは、デザインやコンテンツの「意図・背景」をどう伝えるか、Excelの使い方という2点です。
まずは「意図・背景」。なんとなくデザインやコンテンツをそろえて、ワイヤーフレームとしての体裁を整えることは、慣れれば誰でもできると感じました。大切なのは「なぜWebサイトを作るのか」「何の目的を達成するためなのか」を考え抜き、デザインやコンテンツを形作っていくこと。ただ単に新しい機能や技術を実装しても意味はなく、これらを実装することで「○○を実現したい」という意図をきちんと言葉にして、発注をしなければいけません。
意図や背景をきちんと伝えておかないと、受発注間の意識のズレが生じ、結果として望まない成果物が上がってくることになります。それは2社双方のロスにつながるので、意図や背景を言葉にしてもれなく伝える必要がある。逆に言葉にして伝えられないくらいなら、考え抜くことが圧倒的に足りていないのでしょう。「考え、言葉にして、共有する」ことが一番大事、ということを学びました。
Excelについては、自主学習します。。。ソフトウェアの使い方に翻弄されて時間を消費するのは大嫌いですので(笑)。
リスティングでユーザー像が明確になる
リスティング広告では、GoogleAdWordsを使い、キーワードとバナー広告、ランディングページをセットして、それに近しいWebサイトにレクタングル広告を配信する「ディスプレイネットワーク広告」に着手しました。1日ごとに、ユーザーの来訪が分かり、どの媒体にどんな関心を持つユーザーがいるのかがつかめます。各媒体の費用対効果も数値で測ることができ、投資費用も割安に抑えられます。テストマーケティングには最適な手法です。
ディスプレイネットワーク広告はバナー広告ですので、製品名やサービスの存在を知らないユーザーに、認知のきっかけを持ってもらうのに有効です。そういったターゲットには、製品やサービスの特徴を声高に叫んでも多分届きません。伝えるべきは価値であり、そのサービスを使うことで「ユーザーがどうなるか、どう便利になるのか」という世界観なのでしょう。
リスティング広告といえど、基本は「広告」。いかに自社サービスのことを知り、ユーザーのことを知るか。そしてそれらを結びつけるメッセージやバナーデザインを考える。ワイヤーフレームと同じだということを実感しました。
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