事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

デザインはマーケティングだ

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2011年11月9日(水)。

2011年も残すところ50日ほど。あと2カ月でどれだけ自分を追い込めるかに注意を払っています。仕事においては目標を掲げないと、毎日の成長を実感できないので、ここで宣言。あと2カ月弱で、Webデザインのディレクションのノウハウを学び、発注側と受注側のロジックの違いを理解することで、滞りなくランディングページやWebサイトを作成できるようにしていきます。

ランディングページを作り、デザインを外部に依頼する仕事をする中で、大事な点が幾つか見えてきました。まずは、なぜランディングページを作るのか、それによって誰にどんな気付きを与えたいのか、ページに訪れたユーザーは自分の内なる課題に気付き、ランディングページ上のサービスに価値を感じてもらえるか、といった点を考え抜き、誰が見ても理解できる言葉に落としこめるようにします。

また、ランディングページ1つがサービス、そしてサービスを提供している企業のブランディングに直結します。デザインの良し悪しを定量的に判断することは難しいですが、ユーザーはこれまでの経験や知識に基づき「好き、嫌い」を判断します。そしてそれは、製品全体のブランド訴求と表裏一体です。コンセプトや意思なきデザインは、ユーザーにとって悪影響です。逆になぜそのデザインを採用したのかというロジックに基づいたデザイン戦略は、マーケティングと密接に紐づきます。

だからこそ、「流行のデザイン」「競合他社のデザイン」をただ取り入れてもだめで、独自の視点を突き詰めていくべきであり、外注先にデザインを丸投げするといったことはあってはいけません。デザインはマーケティンであることを理解しておくと、ランディングページをどう作っていけばいいかというフレームワークも自然と見えてきます。

これらを完璧に理解し、実践できるようにしていくことが、Webマーケティング担当者としての一層のスキルアップにつながるという意識を持って、日々仕事をしていきます。