事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

これで習慣化は完璧! 忘れても思い出せる仕組みを作る

思い出せる仕組みづくり

2011年12月6日(火)。

2011年の目標「継続と習慣化」、12月から意識して続けているものが「時間管理」のほかにもう1つある。「正しい姿勢を保つこと」だ。従来から猫背で、姿勢が悪い。自分ではなかなか意識して矯正できないが、猫背はいかんせん見た目がよろしくない。会社の部署の人はなぜか姿勢の良い人が多く、PCチェアに向かう姿がさまになっている。姿勢が正しくなると体調も良くなると聞いたことがあるので、気づいた瞬間に改善したいという算段だ。

基本的には、姿勢を良くするという意識を毎日忘れずに持つだけである。電車に乗っている時、デスクに向かってキーボードを叩いている時、歩行している時、など1日の場面に合わせて、「いい姿勢を保つ」と自分に訴えかける。腹筋の活用を意識し、背中や腰回りの筋肉をなるべく使わないように意識する。ただこれだけだ。

問題は「意識のし忘れ」を防ぐ仕組み作りだ。まずは毎日手帳に「姿勢を正しく」と書き、デスク上に開きっぱなしにして置いておく。ふとした時に視界に入るようにして、たとえ忘れたとしても意識できるようにする仕組みを作っておくことが肝心だ。

そして、動作に紐付ける。自分の場合、通勤中は必ず新聞を読む。電車に乗り、朝刊を開くと同時に「いい姿勢を保つ」と言葉をはんすうする。これは歯を磨く時やお皿を洗う時でもかまわない。重要なのは、1日に必ず1回やる日常的な反復動作に姿勢矯正を入れ込むことで、これまた忘れても思い出せるようになる。

継続と習慣化を続けていると、「忘れても思い出せる仕組みを作る」ことの重要性に気付かされる。結局、忘れてしまうから継続ができなくなり、結果として習慣化できないということ。小さな継続の積み重ねは、大きな変化となって必ず跳ね返ってくる。12月は時間管理と姿勢矯正という2つの習慣化に挑戦する。1カ月に2つの習慣作りは初の取り組みだが、ここで成功体験を積んでおくと、2012年以降の継続と習慣化も楽になりそうだ。