事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

JUSO Coworkingとカフーツでコワーキングを体感して得られたもの

コワーキングスペース「カフーツ」

昨日の宣言通り、今日は仕事で関西のコワーキングスペース2拠点を訪れた。

まずは「JUSO CoWorking」。その名の通り十三にあるコワーキングスペース。自分は十三の高校に通っていたので、十三駅周辺や商店街を歩くと、なんだかこそばゆい気持ちになる。実家からも近く、馴染みの地域にコワーキングスペースができるのはなんともうれしい。

2時間ほどの滞在において、初のコワーキングを体感した。1つの大きな机で集まった人が自身の仕事をする。お互い一息付いたところで自然と会話が生まれる。全然知らない人だからこそ、ちょっとした話題から気付きが得られる。なるほど、コワーキングスペースではこうした創発が日々生まれているのだと気付く。

20分ほど、地元十三の話もした。自分は24年間ずっと大阪にいたこともあり、大阪に対する愛着は人一倍強い。同じく地元を愛する人がコワーキングスペースを運営し、地域交流の場を作っている。こんな取り組みが進んでいることを認知し、素直に嬉しかった。適度な空間で仕事もはかどり、関西のコワーキングスペース活用は上々の滑り出しだ。

次に向かったのは「カフーツ~コワーキング@神戸~」だ。十三からあずき色の阪急電車に乗り、高速神戸駅へ。その間、通っていた大学の最寄り駅を通過する。学生生活のほとんどを阪急電車と過ごしたことを改めて実感する。少し、ぶらり途中下車したい衝動に駆られたことも記しておこう。

カフーツでは、3時間にわたり取材をさせていただいた。コワーキングの今昔物語を聞き、コワーキングという働き方が耳目を集めるまでの過程を知った。コワーキングという言葉の持つ多面性を感じた。思ったのは、会社務めとかフリーランスとか、そういった属性は関係なく、コワーキングは働くすべての人に開かれたワークスタイルなのだということ。多様な働き方があっていいし、コワーキングスペースにはどんな人が集まってもいい。人と人がつながり、新しい何かが起こる作用がコワーキングなのだと感じた。

関西でのコワーキング漬けの1日を通じて、少しはコワーカーに近づけたかな。コワーキングの真意を少しは理解できたかな。1つだけ言えるのは、コワーキングは楽しく刺激になる。それを誘発するのは、コワーキングスペースに集まる人との出会いにほかならない。仕事という共通項を通じた人との出会いは、自身の財産になる。

今回、京都のコワーキングスペースには行けなかったので、折を見て訪れてみたいものだ。もちろん、あずき色の電車で。