事業会社マーケターの散歩道

事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

経験主義

218

2011年12月18日(日)。

久々に大学時代の仲間と語り合った。仕事の話になった時に、次のステップを考えている仲間が何人かいた。今の職場にこだわることなく、自分の可能性に目を向けてのことだ。彼らはいわゆる大企業に属している。もともと1つの会社に働き続けることにこだわりはないとのことだが、社会人5年目くらいがキャリアの1つの節目であることが明らかになった。

自分は転職をしたので、ある程度客観的に仕事や職場を見ることができるようになった。最初の転職の時は夢と憧れが全面に出てしまい、職場や働く環境はあまり気にかけていなかった。今の職場に至るまでに、夢や希望だけでなく、自分が幸せと感じながら働ける職場を選ばないと、後々つらくなることが経験を通じて分かった。

しかし、仲間の気持ちも痛いほど分かる。結局は経験してみなければ、向きか不向きかなんて分からない。「まずはやってみる」というスタンスでいいと思っている。成功すれば決断は間違っていなかったと気付くし、失敗しても取り返しがつく。憧れや挑戦の気持ちを抑え続けることは、何人たりともできない。

そこで大事になってくるのは適正だ。どういう環境なら自分が生かせるのか、どういう状態なら安定した精神で毎日が過ごせるか。自分の場合、0から1を作り出すことが極端に苦手だ。逆に1を10や100にすることに向いている。最初の転職では0を1にする仕事だったので違和感が消えることはなかったし、今の仕事は1を10にする仕事であり、それがマッチしているから毎日が楽しい。

また職場環境でいうと、安定を求めるタイプだ。ベンチャーマインドやアントレプレナーシップはまったくない。新しいものを作っていくよりも、既存のものをいかに活用していくかを考え、実行していくことが性に合っている。毎日の暮らしがある程度保障されていることを前提として、その基盤の上で創意工夫をしていきたい性格だ。これも今の環境では満たされている条件だ。

こういった考え方は、経験を通じて身につけたものだから、これから一生ぶれることはないと断言できる。1つの会社にとどまらなかったことで見えてきたものばかりだ。結局は経験に勝るものはなく、自分が決断したことであれば、それがどんな結果になろうとも納得できるものだ。仲間にも伝わったかな。

広告を非表示にする