事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

会社の目指す方向性を再認識した

今日は所属するマーケティング本部でのキックオフがあった。会社の方針やビジョンについて、社長やプロダクトマネジャーから思いを直接聞く。車座になって全員が座り、プレゼンターは一人ひとりの目を見ながら自分の言葉で話す。

通常のキックオフではスクール形式のプレゼンテーションが採用されるが、今回は円陣を組む形でのプレゼンテーション。資料は一切なしで、プレゼンターが語る言葉をしっかりと聞くことができた。また、聞き手の顔が見えるので、誰がどういった話で反応しているかがよく分かる。新しい期を進んでいく仲間の顔が見えるのは心強かった。

プレゼンテーションでは、社長の言葉が印象的だった。開発チームの尽力により、最高のプロダクトができた。それを多くの人に使ってもらうためにはマーケティングの力が不可欠であるという趣旨だった。いくら良い物を作っても、その価値をユーザーに正しく届けることができなければ、結局は使ってもらえない。全社で開発とマーケティングが一体となり、ビジョンの達成に向けて進んでいかんとする意識を強く感じた。

創業時は、社長が自ら営業やマーケティングを買って出ていた。その際に意識していたことは、広告やマーケティング施策の1つ1つが、商品を買ってもらうためではなく、ユーザーに気付きや価値を与えることを志向していたということ。広告を見たユーザーが、「この会社の取り組みが面白く、目指す姿に共感したい」と思ってもらうことを第一としていたという。

広告やマーケティングを仕事にしていると、短期で成果を出すことが求められる。だが、広告やマーケティングには長期的な視点が必須だ。掲げているビジョンを達成するためには、数年、数十年という期間を要する。そんな当たり前のことに気付かされた。より長期的な視点を持った上で、短期刈り取りに陥らない仕事をしていこうと思った。

今の会社に転職して半年が経った。ちょうど自分が入社したタイミングで、会社は新しいビジネスに舵を切った。成功体験を踏襲しながら、これまでに経験したことのないビジネスに挑戦していく。この過渡期に自分が携われることが何よりうれしい。気持ちが高まったキックオフだった。 

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