事業会社マーケターの散歩道

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事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

終わってなんかいない

2012年3月11日(日)。

東日本大震災から1年が経った。1年前の今日は、前の会社のオフィスにいた。大きな揺れとともに、尋常ではない感覚を味わった。ビルは大きく揺れ、街には警報が流れた。インターネットを通じて、震源地の様子が伝わってきた。現実を信じることができなかった。

表参道から自宅まで、4、5時間歩いて帰宅した。新宿に向かう大通りは、自宅に帰る人で溢れかえる。普段の街並みとは違う異様な光景が目の前にあった。iPhoneGPSを頼りに、家にたどり着いた。電話や携帯メールは不通で、主な情報源はTwitterだった。交通機関は麻痺しており、駅名を検索すると、駅や電車内で交通機関の再開を願う人が多くいた。

それから数カ月、揺れは続いた。電車は間引き運転で、輪番停電や電力削減も起こった。やったことは、義援金の寄付と日々変わらない生活をすること。不安になって行動できなくなることはだめだと直感的に思った。できる範囲で毎日行動し、日常を力強く生きていかなければならないと思った。

そして1年が経った。これで終わりではない。被災地の復興作業はこれからも続いていく。報道を見ていると、復興はまだまだ進んでいないことを知る。1年を区切りに行動をやめてはいけない。今日は何気ない日常を過ごし、義援金の寄付を行った。できる範囲で各人が行動する、その総和が復興に向けた足掛かりになると信じている。

1年前のことを風化させてはいけない。自分ごととして、できることを続けていかなければならない。そう強く思った。震災は終わってなんかいない。

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