事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

7インチタブレットは必要か?

「今何が欲しい?」と聞かれたならば、「7インチタブレット」と即答する。iPad mini、Nexus7、Kindle Fire……。どれか1つは持っておきたいなあというのが、現在の印象。

なぜ欲しいのかというと「読書のため」である。最近部屋の断捨離を進めていると、所有しておきたいという本が意外と少ないことに気づく。「いつかは読み返すかもしれない」なんて思いながら、本棚の肥やしになっている書籍はとても多い。

今年は書架に置く本の数を3分の2に減らしたのだが、それでも家の中には紙の本がたくさんある。紙のテクスチャーは大好きだけど、紙を所有し続けるというライフスタイルからは、早く脱したいと思っている。書店が好きで本もたくさん買ってしまう性格だが、自炊など手のかかることはできるだけ避けたい。

ならば電子書籍でしょう、と意気込んでKindleストアを見てみたものの、まだまだ売られている冊数は少ないと感じる。「これ欲しい!」と思った本はほとんどKindleストアにはない。今の状態だと、本当に欲しい本以外は数ヶ月待って、地元の図書館で借りた方が早いと感じる。

そんな状態で「7インチタブレットは必要か?」と改めて考える。「やっぱり欲しい」となってしまった。

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Kindleストアで試しに1冊本を買ってみた。購入から読み始められる状態になるまでの手間がほとんどない。何回かのクリック操作だけで、欲しい書籍が手元の端末(iPhone)に届く体験は、素晴らしいとしか言いようがない。

これだけカンタンに本が手に入ってしまう体験を一度でもしてしまえば、本はなるべく電子書籍で購入したいという気持ちがムクムクと湧いてくる。だったら、7インチタブレットは持っておくべきだなという結論に達した。

自分の場合、7インチタブレットを購入したとしても、電子書籍を読むか、アプリ化しているWebサービスを使うか、Webブラウジングをするか、といったくらいの用途しか思い浮かばない。けど、それでもいいんじゃないかなって思っている。

7インチタブレットの購入者が増えて、電子書籍の売り上げが増えるようになれば、もっと多くの書籍が電子化されるはず。そうなった時、自分にとって7インチタブレットはより意義のある存在になる。

なーんて自分に言い聞かせることで、7インチタブレットを購入する動機付けをしているだけなんだけどね。

Kindle Paperwhite Wi-Fi

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