事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

お金に対する漠然とした不安はずっと拭えない、だからこその支出管理

5月から続けてきた「支出管理」の成果が出始めてきた。支出を毎日Zaimに記録し、1週間当たりの支出予算と照らし合わせながら浪費を絞っていく。1週間に使える金額を決めておくことで、無駄な支出が予算を圧迫するという事実を意識できるようになり、結果として浪費を絞り込んでいける。 

1カ月当たりの貯蓄金額を設定しているのだが、それは軽く達成。数カ月前に比べて150〜180%の貯蓄率となり、最終的な貯蓄金額を前倒しで達成できそうだ。今までいかに無意識にお金を使い、その多くが浪費になっていたかがよく分かる。無駄をなくすことでミニマルな生活が手に入ることを改めて実感した。

理想は「浪費」と「投資」の支出割合を逆転させることだが、2カ月ほど支出管理をして、いきなりの達成は難しいことが肌感覚で分かってきた。引き続き浪費を減らすことに力を入れて、無理のない(節約だけに傾倒しすぎない)支出管理をやっていきたい。

そういえば最近読んだ日経ビジネスの特集「年収1000万円世帯の憂鬱」が面白かった。年収1000万円以上の収入がある世帯でも今後のお金に対する「不安感」はぬぐえず、支出管理や節約を積極的に進める人たちが目立っているという記事内容だった。

1000万円もあればお金の不安はないだろうと考えていた自分にとって、この内容はショッキングだったけど、裏を返せば、どれだけ稼いでもお金に対する「漠然とした不安」は拭い去れないということ。収入を増やしながら、支出管理を徹底し、「不安は感じ続けるもの」という現実を受け入れていくしかないという心構えを持つしかないんだろうなあ。

漠然とした不安に対して毎日怯えても仕方ない。今できることを考えながら、変えられるもののみに焦点を絞って改善を進めていくことにしよう。

 

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