プチネット断食(1):スマホでFacebookを見ることを辞めてみる
最近外出先で手持ち無沙汰になった時は、ほぼ無意識にiPhoneを取り出してFacebookなどのソーシャルメディアを見てしまう癖がついていた。Facebookを見たからといって何か得られるものがあるわけではない。本当に癖になって、ただFacebookアプリを立ち上げてしまうようになっていたのだ。
得られるものがあまりないなら、Facebook確認は時間の浪費でしかない。そこで、スマートフォンからFacebookを見るのをやめるようにしてみた。
まずはホーム画面の真ん中に置いていたFacebookアプリを2ページ先のホーム画面に配置し、一番活用するスマートフォン画面にアプリを置かないようにした。2ページ先のアプリアイコンに辿り着くまでに2フリックが必要なのが地味に面倒な環境を作ってみたのである。
次に、iPhoneアプリ「Facebook Messenger」をインストールした。Facebookのメッセージ経由で公私ともに連絡が来ることがあるので、それはきちんと確認できるようにしておきたい。今までどのアプリでも禁じ手としていた「プッシュ通知」を設定し、アプリを開かなくても届いた内容を確認できるようにした。
そして、手帳に「Facebookアプリを(なるべく)使わない」と一筆したためた。これは忘れがちな意識を見える場所にマーキングしておくことで、忘れないようにするための仕組み化の一環だ。家の机の前に同様の内容を記した張り紙もしておこうかと思ったのだが、景観がよろしくないのでこちらは断念した。
この2点を整備するだけで、能動的にアプリを開く回数を減らすことができたと感じる。わずか1日の実践ながら、効果は目に見える限りだ。Facebookを見なくなった時間は、毎日を内省したり、物事を考えたりする時間に当てることにしよう。
さて、日々にどんな変化が訪れるだろうか。