事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

全部雪のせいだ。東京に数十年ぶりの大雪襲来、非日常と心づかいを感じた

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2014/02/08から02/09にかけて、東京では数十年ぶりの大雪が降った。8日の朝起きると吐く息が白くて、いつもより明らかに室温が低い。カーテンを引くと、そこはもう東京の景色じゃなかった。

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お昼に差し掛かる時点でもう3センチくらい雪が積もっていた。雪が降ると外に出たくなる気持ちは小さい頃から変わらず、朝ごはんを買うついでに雪を味わう。傘をさしてみたけど、雪はふわふわでまったくぬれる気配がない。粉雪そのものだったね。

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 8日の夜はもう家を出られなくなるだろう。今日は1日家の中で過ごすことを覚悟して、DVDをレンタルし、スーパーで食事を買い込む。同じように考えているであろう人がいっぱいいて、ちょっとだけ「一人じゃないんだ」と安心する。

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次の日になると、もう雪は綺麗にやんでいる。窓の外を走る車のチェーンの音がぎしぎしと聞こえてくる。そう、9日は東京都知事選挙だったのだ。雪かきで現れた路面を歩きながら、前から来る人とすれ違うときにお互いが雪道に行って道を譲りあう。雪がふらない日にはなかなか感じることのないちょっとした心遣いがうれしくなる。

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投票会場だった小学校のグラウンドも一面の雪景色に。雪道ではリズムよく歩けなかった分、会場を少し早歩きで歩き、投票を済ませてきた。タイツやインナーダウンを着込んだけど、雪がやんだ後の9日はうっすら暖かくて、じわりと汗ばむ。

今はもう夜。雪はだいぶ溶けて町並みは普段の光景を取り戻しつつある。少しの非日常を週末に味わえた気がするのは、全部雪のせいだ。