事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

なぜ意思決定できないのか? 判断基準と優先順位を言語化できていないからだ

意思決定に自信がないとき、迷いが生じるときは、判断基準と優先順位を言語化できていないからだというタイトルのまんまのお話。

仕事で大役を任されれば任されるほど、大小さまざまな意思決定を続けていかなければならない。だが、意思決定までのプロセスではさまざまな立場の人から、本当に多くの意見をいただくことが多い。

意見やフィードバックをいただけること自体がとても有益であり、それは大いに仕事に生かしていくべきだ。だが、ともすればほかの人の意見によって自らの意思決定がぶれてしまうことにつながってしまう。特に、経験の浅い仕事分野で経験豊富な方から意見をもらった時には、思わず鵜呑みにしてしまいそうになる。

だが、そんな時は一呼吸をおき、じっくり自分の頭で考える時間を取ろう。何より任された仕事なのだから、意見はあくまで意見としてとらえつつ、自分の判断を下していくことが何より大切だ。では、どうすればぶれなく判断ができるようになるのか。

判断基準を決め、言語化しておかないと無理

1つは、判断基準を決め、それを言語化しておくことだ。物事を判断する基準は誰もがきちんと考えていることだが、いざ決定という場面でさまざまな要素が重なりあうと、その基準が見えにくくなってしまうことがある。それを防ぐのが「言語化」だ。

判断基準を言語にして、見える位置に置いておく。手元のメモにその基準を記してもいい。言葉を目に見える形で手元に置いておくことが大事なのだ。これにより、迷った時に「そうだ、自分の判断基準はこれなのだ」と意識合わせができるようになる。

言語化することの効用はほかにもある。基準の優先順位がつけやすくなることだ。通常の意思決定はいくつかの要素を順番に決定していくのだが、その際に優先順位は多大な力を発揮する。AとBで迷った時、優先順位はA>Bなのだから、Aを基準に物事を決めるということができるようになる。

逆に言語化されていないと、AとBのどちらが大事だったっけ? と頭のなかで堂々めぐりになることも多い。言葉にしておくことで判断基準と優先順位が明確になるのだ。

馬鹿らしいと思わず、騙されたと思って判断基準の言語化と優先順位付けに取り組んでみよう。きっと思っている以上に、判断をするさいにその言葉が役に立つことだろう。迷った時の道標になるのは、言葉にした自分の思考だったりするのだ。

経営判断ケースブック―取締役のグッドガバナンスの実践

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