事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

節目の30歳前後にリーダーとして仕事をするということ

最近のキャリアに関する所感をつらつらと残す。なんだかステージが変わりつつあるなと。これまでは「自分」中心の仕事の仕方が主。いかにスキルを身につけ、自分の力で質の高いアウトプットを残していくかだけを考えていた。

 

けど、2014年に入って求められる役割が変わってきた。リーダーとして仕事に立ち向かうことがこれまで以上に大事になってきた。自分ではなく、チームでどれだけ成果を出せるかがを問われる。自分を含めた全員が力を出すために何ができるかを考え、実行する立場になった。

 

これがまた難しい。自分のことだけを考えていれば良いなら、それはとても簡単なのだ。自分を律すればいいだけなのだから。でも、人を巻き込み、質の高い仕事をしてもらうのは、とても難しい。自分と同じやり方でメンバーを律しても、何も変わらないからだ。そりゃそうだ、自分の律し方が万人に通じるはずなどないのだから。

 

所属するチームだけを見ていればいいわけでもない。もっと全社的に、社内のあらゆるステークホルダーに意識的に情報を発信・共有していくことも求められる。仕事の規模は所属チームだけにとどまらず、部署を超え、より多くの人を巻き込んでいく形になりそうだ。

 

多くの関係者と一緒に仕事をして、その成果を社内外に伝えていく。ざっくり言うとこんな感じの仕事のスタイルになる。より規模の大きな仕事に立ち向かうことに対する恐れもあるが、それ以上に新しいステージに立てることが単純に嬉しい。こんなところに自分のやる気スイッチがあることに初めて気づいたし、そのおかげで毎日成長している実感がある。

 

そうそう、周囲のロールモデルや尊敬する知人を見てみると、ちょうど同年代で同じような節目にある人も少なくない。ちょうど社会人7〜10年目といったところか。30歳が1つの節目になるのだろうな。

 

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方

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