事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

フェロー・アカデミーのコラム「言葉の力」に寄稿しました

www.fellow-academy.com

フェロー・アカデミーの特設サイト「言葉の力」にコラムを寄稿しました。自社メディア「サイボウズ式」の編集長として、コラムを執筆するのは初めてでしたので、いつの間にか力が入ってしまったようです。

Webメディアで記者をしていた時は、こうしたコラムを毎週書いていたのですが、ちょっと書く仕事を離れると、なかなか満足のいく執筆はできません(笑)。伝わってほしいポイントを何度も遂行しながら、時に逡巡し、時に悩み、言葉を紡いでみました。

言葉の原体験は、大学時代にあった

コラムには、私の「言葉に関する原体験」を率直に、素直に書くことに努めました。学生時代はやりたいこともなく、自分が何に向いているかも分からない状態。「自分の価値はなんだろう?」と考える日々でした。

そこで知人から掛けてもらった言葉というのが、自分の仕事人生の原点にありました。「言葉を通じた仕事なら、自分ではなく誰かに影響を与え、価値を感じてもらえるかもしれない」といったところです。

それに気づけたのは、まぎれもなく自分ではなく「知人の言葉」によるところが大きい。一人では絶対に気づけなかったというところに、言葉の力強さを感じたものです。

言葉を仕事にしてからはや8年が経ちました。言葉は深遠で、生半可な態度では極めることはできません。誰もが使える言葉なのに、いや、誰もが使える言葉だからこそ、その人の数だけ言葉の価値があるからこそ、言葉は難しいのでしょう。

学生時代、友達同士で夢を語り合う機会がありました。「3年で最高の編集記者になる」と宣言したこと、今になっても忘れられません。3年で最高の編集記者になれたのかは怪しく、また仕事も編集記者からマーケティングディレクターに変わりました。その後、自社メディアの編集長という役割を仰せつかり、今もなおこんな感じで言葉を紡いでいるわけです。

そしてこちらのブログも、更新頻度こそ減ったものの、いまもふとした時に更新し続けています。つくづく、書くことによって毎日が成り立っているのだなと感じます。