事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

【Google Analytics Practice031】検索キーワードをロングテール化させる

『できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版 SEO&SEMを強化する新・アクセス解析術』の100ワザを実践してみる「Google Analytics Practice(GAP)」。031では、ワザ31——検索キーワードをロングテール化させよう——を実践します。

検索キーワードでアクセス数を集める場合、特定のキーワードだけに頼っていると、それらのキーワードがあまり検索されなくなったり、検索エンジンの仕組みが変わって順位が下がった場合に、アクセス数が下落してしまいます。そこで有効なのが

検索キーワードをロングテール化させる

という手法です。本著によると

「トップ10のキーワードの合計」が全体の20%以下であれば、あなたのサイトはロングテールになっている

と判断できるそう。このブログではトップの検索キーワードが全体の16%を占めるなど、特定のキーワードからの流入が目立っています。Google Analyticsを使う人が読者対象ですので、この傾向はいいかもしれません。ですが、このブログに「メディアとしての価値」を持たせるにはさらなるアクセス数の獲得は必須で、そのためには検索キーワードにバリエーションを持たせなければいけません。

そのためには、まずはコンテンツ数を増やしていくしかありません。コンテンツが増えれば、それに応じて検索キーワードも増えていきます。本著によると、目標となる検索キーワード数は

ページ数の3〜10倍

です。2011年1月1日現在、このブログには合計51コンテンツがあるので、小さく見積もっても150の検索キーワードがあることが最低条件。一方、現時点で確認できるこのブログの検索キーワード数はわずか20個。コンテンツ数の3倍の検索キーワード数を目標と設定するなら、割と達成が難しい指標になりそうです。

ブログの場合はコンテンツを無限に増やすことができないので、キーワードの入ったテキストリンクなどをブログ内に地道に設置していくしかなさそうです。千里の道も一歩から。読者の気持ちを考えながら、キーワードを意識したコンテンツを作っていきましょう。

  1. トラフィック」「キーワード」
  2. 検索キーワード上位10個の割合を円グラフに示し、パーセンテージを見る
  3. 検索キーワード数とコンテンツの総数を比較して、3倍の検索キーワードを狙う