事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

【Google Analytics Practice033】正規表現を使ってブランドワードを絞り込む

『できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版 SEO&SEMを強化する新・アクセス解析術』の100ワザを実践してみる「Google Analytics Practice(GAP)」。033では、ワザ33——正規表現を使ってブランドワードを絞り込も——を実践します。

検索キーワードでアクセス数を調べるには、「正規表現を使う」という手法があります。正規表現とは

記号を組み合わせて文字列を表現する方法

とのこと。検索キーワードの画面下「キーワードフィルタ」にて「^(ハット)」や「|(ハイプ)」を使うことで、キーワードの絞り込みができます。表記のゆれやサービス名、固有名詞のつづり間違いなど、検索キーワードを正しく把握するときに使うと有効になりそうです。

主な正規表現

  • | 複数のどれか(or)
  • ^ 先頭だけを対象
  • $ 最後だけを対象
  • . 任意の一文字を表す

など。キーワードやURLの絞り込みには「正規表現を使う」という思考を働かせられるようになると、より厳密かつ正確なアクセス解析につながりそうです。

ちなみにタイトルにもある「ブランドワード」は

サイト名や会社名など、サイトに強く関連する固有名詞を使って検索したキーワード

のことを指します。ユーザーが検索キーワードを打ち込んだニーズや目的が染み出てくる単語ともいえるでしょう。ほかのキーワードに比べて種々のコンバージョンにつながる場合が多く、特別なキーワードです。このブランドキーワードを把握しておくことも、アクセス数を高めるためには必須項目といえそうです。