【Google Analytics Practice045】地域ごとのアクセスからヒントをつかむ
『できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版 SEO&SEMを強化する新・アクセス解析術』の100ワザを実践してみる「Google Analytics Practice(GAP)」。045では、ワザ45——地域ごとのアクセスからヒントをつかもう——を実践します。
「訪問者の属性を知る」手立てとして、【Google Analytics Practice044】海外からのアクセスをビジネスにつなげる——という手法がありました。ここにある国名をクリックすると、どの地域からアクセスがあったかというより詳細な項目にドリルダウンできます。
このブログの場合は、「Tokyo」「shibuya」「shinjuku」という3つの地域の合計が、半数以上の割合を占めていました。続いて「osaka」がきます。このブログはTwitter、Facebook、mixiに自動ポストしています。TwitterおよびFacebookは東京で知り合った人が多く(Twitraqで確認すると、Twitterのフォロワーは東京への一極集中傾向です)、mixiには学生時代に大阪で知り合ったマイミクが多くいることが影響しているのでしょう。
ブログにおいては、地域ごとのアクセスを特別視する必要性をあまり感じないのですが、企業メディアや企業Twitterにおいては、重要な指標になるでしょう。地域限定のキャンペーンを実施し、何かしらのコンテンツを更新した場合のバイラル効果を、「地域」という軸で可視化できるからです。
Google Analyticsをはじめとしたアクセス解析ソフトウェアでは、得られた結果をクリックすると、より詳細な項目にドリルダウンできることが多いです。「この結果が気になる」となった場合にクリックすることで、解析の細部をつかむ習慣を作っていくことができるでしょう。