自分を客観的に見ることのたいせつさ
2011年5月19日(木)
友達に録音された自分の歌声を聞くという時間がありました。赤面以外の何物でもございません。歌っている時は「割と声出てたしいい感じやん」などと思っていたのですが、それゆめまぼろしであり、聞くに忍びない素人の歌声だったわけです(笑)
このように自分を客観的に見てみると、思い描いていた自分とはまったく別の姿であることが実は多いのかなと思います。例えば誰かに物事を伝えるときに、自分では万全を期して臨んだつもりでも、それが伝わらずに空転してしまうことってありませんか。完璧だと思っていたロジックでも、それはあくまで自分の中で判断したロジックであり、相手に伝わらなければ意味をなしません。相手のニーズを想像し、可能な限りそれをくみとった上で組み立てたロジックでないといけないわけですね。
いろいろ経験を積んでいくと慣れが生じてしまい、自分を客観的に見返す機会がなかなか得られなくなります。もしかしたら、自分はいろいろ凝り固まってしまい、理想としているイメージとはかけ離れた姿を他者にさらしているのではないかーー。そう再考させてくれるいいきっかけでした。とりあえず、課題曲をきちんと歌えるようにしておこうと強く思った次第です……。