事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

自己投資は自分に対する期待のあらわれ

2011年8月23日(火)。

Facebookページ「次世代リーダーサミット」(リクルートエージェント運営)が4万人以上のいいね!を集め、活況を呈しています。「次世代」「リーダー」といった言葉に対するFacebookユーザーの興味・関心の高さが伺えますね。そこでのアンケート「自分の成長のために、毎月どれくらい”自分に投資”していますか?」の投票数が興味深かったので、ここで共有します。

投票数888人中、430人と半数近くが「1万~3万円」と回答しており、自分もこのレンジに該当しました。一方で「月7~10万円」と答えた人が40人います。割合にして5%に満たないですが、毎月10万円近くを自己投資に当てている現実に衝撃を受けました。

自分が明確に投資していると思うのは、日経新聞日経ビジネスの定期購読くらいでしょうか。その他人と会うための交際費を入れてようやく1万円オーバーといったところ。どう工夫しても、月額7~10万円には届きません。これでは、潤沢に自己投資をしている人との差が開くばかり。もちろん自己投資の内容は千差万別ですが、自分にとって投資額の絶対量が不足しているという事実は否めません。

新しい会社で新しい職種に就きました。今求められているのは、コンテンツディレクション、広告プロモーション、ソーシャルメディアなど、Webに関する幅広い知識と実践力です。それを早くものにして、実践に生かすためには、情報やセミナーなどにより自己投資をしていかないといけないのでしょう。身銭を切ることで得られるものの方が、無料で得られるものよりも圧倒的に多いのは自明ですし。

上記アンケートのコメント欄には、「投資は自分に対する期待のあらわれ」という趣旨の書き込みがありました。これはぐっと来ました。自分に期待するからこそ、投資をする。投資が少ないのは、自分に対する期待が少なくなっているから――。

さて、これから自分は何に投資していこう。まずはWebデザインやWebサイト、アクセス解析の知見をより深めていく必要がある。雑誌「WebSite expert」は、ほしい情報がコンパクトにまとまっている印象なので、取り急ぎ定期購読を始めてみようかな。