事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

SEMカフェのリスティング広告勉強会に行ってきた

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2011年10月28日(金)。

リスティング広告」は、自分の重要な仕事の1つです。まだサービスを知らない人、潜在的なニーズに気づいていない人にサービスを知ってもらい、登録してもらうためには、Web広告の活用は外せない施策です。しかし自分を含め、リスティング広告を専業としているWeb担当者は少なく、ほとんどの場合、ほかの仕事と並行しながらリスティング広告の運用に携わっていると思います。自分の場合も、仕事全体に対するリスティング広告の割合は5%程度。多くの時間が避けない状況にある中、いかに効率よくリスティングの成果を上げていくかについて、課題感を持っていました。

そこで運良く見つけたのが、「10/28(金)日々の運用では何をウォッチする?を整理する会」。リスティング広告を仕事にする人が集まり、議論を深め合うコミュニティー「SEM カフェ」さんが運営するイベントです。もしかしたら、今のリスティング広告をもっと有効に運用できるかもしれない。そんな思いで勉強会に参加してきました。

結論としては、リスティング広告に対する各Web担当者の方が課題に感じているポイントが分かり、ためになりました。当たり前ですが、B2BとB2Cの担当者の課題は違いますし、実施している施策も異なります。こうした中で「どの数字や指標を見るか」は、その業態やビジネスモデルによって異なります。その中でも、時間を掛けずに最大限の効果を出すために見るべきポイントがあることが理解できました。またリスティング広告一辺倒でビジネスの課題が解決するわけはなく、複合的なWebマーケティング施策の中で、何のためにリスティング広告を展開するのかを深く定義しておくことが大事だと分かりました。

こういった勉強会では、その場に参加した担当者の方と交流できる点が一番のメリットですね。その点SEMカフェさんでは、勉強会が終わった後にお菓子を食べながら、リスティング広告について語り合うことが出来る場となっていました。企業という枠を超えて1つの課題に対して見解を述べあえる場はなかなかありませんから、有益な時間でした。

自分はリスティング広告のことをまったく知らないな」。今回の勉強会を通じて一番切実に感じました。ちょっと自分のレベルを上げていかないと、追いつけないなと。毎日15分、GoogleAdWordsと向き合って、リスティング広告の理解を深めなければと思った次第です。ああ、Webマーケティング スペシャリストへの道のりはまだまだ遠い。愚直にできることを増やしていくしかありません。