捨てる技術

部屋が乱雑だと心の平穏が崩れ、思考も乱れる。今欲しいと思ったものを探す時間がもったいない。ものを少なくして整理整頓を続け、必要だと思った時にすぐに探し出せる環境を整備しておくだけで、時間を有効に使える。

意識しておかないと、すぐに部屋は物であふれかえってしまう。ちゅうちょなく捨てる習慣を早いうちに身につけたいと思っていた。

最近になり、ものを残すことにこだわらなくなった。身銭を切ったものでも、必要がないと判断できた時点でどんどん捨てる。これは使うかもしれないと思って取っておいたものは、振り返るとほとんど使った試しがない。すなわち、迷ったもののほとんどは所有しておく必要がない。

捨てる力が着々と上がっている。特に紙の資料や雑誌、本はどんどん捨てる。その際に、本棚を整理しなおした。「Webマーケティング・デザイン」「企業関連」「仕事術・キャリア」というカテゴリーで本棚を分け直した。読みたい書籍をすぐに探し出せる環境になった。捨てることで無駄な思考や作業の工程が減り、ストレスも減った。

捨てる快感と得られるメリットが実感できると、捨てない生活には戻れなくなる。もっと身軽に、もっとシンプルに。生活様式も自ずと変わってくる。