事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

愚直に前に進むこと

2011年11月27日(日)。

今週は久々にアクセス解析の環境を整備する時間を確保できた。コンバージョンを追跡していくためのタグをサイトに仕込み、あいまいな成果を数値で的確に把握できるようにする。数字が取れるようになると、どの施策にどれだけ注力すればいいかが明らかになるし、改善の仕方もより具体的に検討できるようになる。目的なきWebサイト運営には意味がなく、目的があってこそのサイトだ。

HTMLやタグ、コードにはまだ苦手意識がある。しかし、Web上には必ず情報がある。調べながら、試行錯誤し、分からなかったところを1つずつ解きほぐして、実運用につなげていく。やればやるだけ、専門的なノウハウが習熟していく感覚だ。Webの世界では、実践した分だけ経験値が貯まり、それが財産となり、次の施策の一歩となる。いくら本やWebコンテンツを読んでも、実践に勝るものはない。

マルチドメインラッキングやABテストなど、着手してみるまでは技術力が必要で、一筋縄ではいかないだろうと思い込んでいた。一人ですべてを手掛けることは難しいが、社内には専門家がたくさんいる。その人達をうまく巻き込んでいけば、できなかったことがどんどんできるようになる。てこが働き、仕事の幅も広まっていく。

今は1週間ごとに注力分野が変わっている状態。デザインを考え、ランディングページを作り、リスティング広告の運用を手掛け、アクセス解析もする。この範疇の広さに戸惑うことなく、コンテンツライティング以外の専門分野を開拓したい。ゼネラルに仕事を手掛け、複数の専門分野を確立する。Webマーケティングに携わる人は絶対に意識しておきたいキャリアパスだ。ここを貪欲につかみとりにいきたい。

来週もアクセス解析はHTMLの理解に注力できそうだ。2011年も残すところ1カ月ほどだが、まだまだ成長の余地は残されている。