マーケティング・ユースケース――Evernoteのニュースレター
一連の動作
- 最近Evernoteを再び使い始めた。
- 目的はDropboxやブラウザに記憶していたメモやテンプレートをタグで分類し、整理/探しやすくするため
- GmailのEvernoteのメールマガジンが届いた
- Evernoteを使い始めたので、有益な情報はないかとクリックした
- Evernote2周年のお知らせとともに、Evernoteの活用事例が掲載されていたのでクリックした
- Evernoteの企業ブログの存在を知った
分析
Evernoteは無料のWebサービスであり、数年前から使っていた。しばらく使っていなかったが、テキストデータの再整理が必要となり、ここ1カ月ほどEvernoteを毎日開いていた。
こうした折に、Evernoteからメールマガジンが届く。「Evernoteニュースレター 2012年3月」というタイトルのHTMメールで、Webブラウザからもアクセス可能だった。普段はメールマガジンをクリックすることはほとんどないが、Evernoteの活用を再開したこともあり、新しい情報があるかもしれないと思って開封した。
「ユーザーストーリー(活用事例)」「アップデート情報」「2周年記念イベントリポート」という分類で4つのコンテンツが掲載されていた。試しにクリックすると「Evernote 日本語版ブログ」にたどりついた。
Evernoteの公式ブログがあることは知らなかった。Evernoteの使い方はすでに分かっており、EvernoteはChromeアプリから直接開いている。Evernoteという単語を検索したり、Webで新たな情報を探すことはあまりない。メールマガジンによって新たなコンテンツがあるという気付きが得られた。
Evernote 日本語版の記事総数は200を超え、多くの情報が蓄積されていた。右カラムにRSS購読のボタンがあり、Googleリーダーに登録しておいた。活用事例の作り方やお知らせ、アップデート情報の配信の仕方を参考に、担当している企業ブログの運営に知見を生かそうと思った。
所感
- かつて使っていたWebサービスの利用を再開するユーザーは必ず存在する
- そのタイミングで有益なコンテンツを届けることができれば、サービスに対するユーザーの関心度が高まる
- 逆にメールマガジンからサービスの活用を再開するケースも考えられる
- まだまだメールの活用が主流。多くの人が使っているメールに対して情報を配信する手法は有効
- 企業ブログなどに多くのコンテンツが蓄積されているという事実を知れば、読みたい気持ちになる
- 自分自身、メールはほとんど開かず、企業内の情報共有ツールやソーシャルコミュニケーションツールを使って情報を授受することが圧倒的に多い
- そんな状態でも、メールによる気付きが得られることもある。メールマーケティングは大事