30歳というひと区切り
20代を終え、30歳になった。19歳から20歳になった時はなんとも言えない気持ちになったけど、29歳から30歳になった時は、特別な気持ちはあまり湧いてこなかった。とはいえ、少し考えることもある。
90年を生きるとすると、30歳になってようやく人生の3分の1が終わったところ。まだ折り返し地点にも立っていないことに気付く。ただ、30代は仕事面でも生活面でも、大きな変化が起こってくると思う。自分だけの人生ではなく、家族や他者のために生きるといった視点が出てくるのかな。
社会人生活は6年目。60歳まで働くとすると、6分の1にさしかかろうとしている。こちらはまだまだひよっこ。20代の時はなんとか成果を出したくて真剣に仕事をしていた。このスタンスは不変なんだけど、ただがむしゃらにやるだけではだめだと感じる。頭で考えて、仕組みを作っていく仕事の割合をもっと増やしていきたいなと思っている。
仕事面では社会人10年目が終わった時に、何かしら自分で納得の行く成果を挙げたいという目標を新たにした。あと4年、ぐぐっと突っ走れるかどうか。
この年齢になって感じるのは、両親の偉大さ。先日両親と話した時に「子どもができると、子ども中心の生活になる。それでも、子どもを育てていくことは大きな喜びだった」という会話をした。自分はまだその境地には達していないけど、両親の凄さは今まで生きてきて一番実感するようになった。言葉にはいい表せないほど感謝している。ありがとう。
最近、いろんな人の人生に興味を持つようになった。平坦な人生なんてほとんどなくて、みんなどこかで苦労して、それを乗り越えて今に至っている。そういう重みを最近感じるようになってきた。自分に重ね合わせて考えると、この先の自分の人生も二転三転するのかもしれない。
それもまた、生きるっていうことの面白みの1つ。
30歳からの「時間」の投資術: 今のあなたは、1年前に決まっていた (知的生きかた文庫)
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