事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

服の断捨離ができたのは『人生がときめく片づけの魔法』のおかげだった

服の断捨離2013年1月6日(日)まで、ちょっと長めの冬休みが始まった。夜には夜行バスで実家に帰るので、ここぞとばかりに大掃除をすることにした。ちょうどKindle本で『人生がときめく片づけの魔法』が400円のセールだったので、即購入。リバウンドしない片付けを実践しようと思っていた矢先にいい教材に出会えたので、さっそく実践してみた。

すべて出す、ときめく服だけを残す、折りたたむ

まずは衣類の片付けから。この本から学んだことは「一度すべての服をクローゼットから出す」「自分がときめく服だけを残す」「服を折りたたんで収納すると、片付けが進む」という3点。というわけで、これを忠実に実行してみた。

すると、洋服の収納スペースは5分の3になった。クローゼットの奥底に眠っていた服の多いこと多いこと。ここ1、2年まったく着ていない服が多くあったことに改めて気づく。すべての服を床にばらまいてみることで初めて分かることだった。特にTシャツ類の半分くらいは、もう着ることのないラインアップだった。すっきり断捨離する。

そして、主観で「ときめく」服だけを残す。ときめかない服は思い切って捨ててしまう。これが気持ちいい。ちょっとでもときめかない(=もう着ることはない)服に未練を持っても、気持ちと収納スペースがすり減るだけ。ザクザクといらない服を発掘し、思い切って捨ててしまう。割り切る気持ちがあるからこそ、片付けが進むのだと感じた。

ときめいた服は折りたたんで収納する。ハンガーにかけておいた服の多くを、クローゼットの中にしまいこんだ。折りたたむことで、同じ収納スペースでも、たくさんの服をストックしておける。今までの収納は乱雑で、整理されていなくて、無駄にスペースを使っていたのだと実感する。

片付けると、気持ちがすっきりする。これは今までの片付けの経験からも感じること。部屋の乱雑さは、心を乱す。これが日々の生活のリズムをしっかりと、確実に狂わせてくれる。生活を一定に保つために、片付けは欠かせないものなんだなと、片付けをするたびに感じる。しっかりと習慣化しよう。

服の断捨離から始める無駄のない生活

ところで『人生がときめく片づけの魔法』では、片付けによって自分がどんな暮らしをしたいかを想像するといい、といったくだりがある。なんかスピリチュアルな考え方だなあと思いつつも、普段そんなことを考えることは皆無なので、少しだけ思考を巡らせてみた。

とにかく無駄のない生活がしたい。これが欲しいと思った時に、探す時間を掛けることなくモノが見つかる。そんな暮らしが自分には向いていると感じた。なぜか? 無駄が嫌いで、効率化が大好きだから。探す時間は迷う時間であり、迷うことは無駄だから。なるほど、片付けることによって無駄がなくなるのはとてもいいことだ。だから定期的に片付けて、リバウンドしない片付け術を身につけようと思っているのだ、自分は。

良い感じで服が片付いたので、次は本棚と書類を整理しよう。年末大掃除、最初の一歩は大成功だった。