購入時点で値段的価値は目減り、本当に価値を感じるモノだけを買う大切さ
「モノを購入する時は、本当に欲しいモノかどうかをしっかりと考えて購入しないといけない」。部屋の片付けと断捨離で得た教訓だ。
着なくなった服を20枚ほどトレジャーファクトリーに売りに行った結果、2000円くらいで売れた。平均して1着当たり100円くらいの売価である。予想より値段は少なかったけど、数年間着込んだものも多かったので、まあ仕方ないか。
一方で、買ったもののほとんど着なかった服もある。
購入価格は売価の50〜100倍くらいであることを考えると、無駄以外の何物でもなかった。これは反省すべき点である。服を何年も着て、購入した価値を感じられたのだったら良い買い物なのだが、価値を体験できなければ意味がない。
書籍も過去に数百冊をBOOKOFFで売ったことがある。こちらも値が付けばいいほうで、たいていは10円くらいの買取だった。購入単価が数百円から数千円であることを考えると、未読のまま売ることになってしまった本は、購入した意味がほとんどなかったことになる。
売ってみて初めて分かるモノの値段的価値。購入した段階で、値段的な価値は目減りする。これを理解した上で、本当にほしいモノだけを購入する生活に切り替えることを決心した。
モノに囲まれない、無駄のない生活を目指して、不必要なモノを買わない生活を続けていきたい。
物を売るバカ 売れない時代の新しい商品の売り方 (角川oneテーマ21)
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