浪費の項目を見極める。嗜好品費と固定費の削減が目下の大きな目標
支出に占める「消費」「浪費」「投資」の割合を知ると、お金の管理が上手になる。「消費」は食費や生活費など、日常生活を送るのに欠かせない出費だ。「投資」は将来自分の資産になるもの。株や保険といった金融的な投資から、読書やセミナーといった自己投資まで広く含まれる。「浪費」は「消費」と「投資」に属さない支出のことで、換言すれば「無駄な支出」である。
お金の管理の第一歩は支出を把握して、「消費」「浪費」「投資」の割合を適正にすること。そのためには、「浪費」をなくし、「投資」を増やす循環を作る必要があると考える。
浪費の最たるものは嗜好品である。お酒やタバコ、お菓子など、支出しなくても良いものを考えるといい。自分の場合、これら3点を合計した月額の支出は約1万円くらい。なるほど、投資にも貯蓄にもならない無駄なところにお金を使っているのだと痛感する。まずはこれを引き締めることから。
一番の強敵はタバコである。月4000〜5000円は使っている。今段階的にタバコをやめようと考えていて、2日に一箱だったタバコを3日に一箱にしている。また、休日はタバコを吸わない日を作ってみたところ、なんとか我慢できた。数年吸い続けているタバコだけど、なんだか辞められそうな気がする。
加えて浪費に該当すると考えているのは、交遊費と住居費である。交遊費は主に飲み会や外食の支出なのだが、無駄に飲んでしまう機会が意外と多い。飲みは新たな人脈を築けた時や仕事のヒントが得られた時などは「投資」となりうるのだけど、ダラダラと飲みに行った時は「浪費」になってしまう。「投資」といえる交際費を増やしていきたい。
もう1つの住居費。これはなるべく早く下げてしまいたい。東京に出てから1年当たり100万円近くが住居費として消えていっている。今の住まいは気に入っているのだけど、もっと質素な住居でも全然問題ないと思う。以前物件探しをした時に、自分にとって必要な住まいの条件が見えてきたので、それを満たす範囲でもっと浪費を抑えられる住居に引っ越しができればと思う。家賃を1万円下げるのが目標だ。
上記の浪費の総額は2万円。年間で24万円と考えると、なんとも高い浪費である。これを貯蓄や投資に回せれば、お金の管理の目標に一歩近づける。無駄のない効率的な生活を求めて、浪費を極力なくせるようにしていこう。
しかし、これまでまったく生活について考えてこなかった自分だが、お金の管理について考えるのは楽しい。こんな一面が自分にはあったんやな。
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