事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

書籍購入さえも「浪費」だった、読書習慣を変えて「自己投資」の割合をチューニング

「浪費」を減らし、「投資」の支出割合を高める。今実践しているお金の管理について、1週間ほどで意識ができるようになってきた。何も生み出さない「浪費」を極限まで削減することで、生活のムダもなくなっていく。

 

今取り組んでいるのは、「書籍を購入しない」という浪費の削減手法。ずっと本が好きで、気に入った本があればすぐに購入していたのだけど、それを辞めることでムダな支出を抑えられている。

 

書籍購入は一般的には「投資」に当たる。だが、自分自身にとっては「投資」よりも「浪費」の割合が高かった。購入しただけで満足してしまい、積ん読になっている本がたくさんあったのだ。これまで500冊以上の書籍をBOOKOFFに売ってきた経験があるだけに、本当に必要な書籍だけを購入して、何度も読み返す習慣を付けたいと思っていた。

 

その実現に大きく寄与しているのが、「図書館」の存在だ。地元の図書館は新作の書籍が、数カ月経てば貸出可能になっている。Webで見つけた読みたい書籍はAmazonの「ほしい物リスト」に登録し、一定期間ごとに見返すようにしているのだが、そこにラインアップされた本の9割以上が図書館で貸出可能な状態になっていた。これを利用しない手はない。

 

Amazonでリストアップした書籍が図書館にあるかどうかを調べるには、Google Chrome拡張機能その本、図書館にあります』が大活躍する。Amazonで書籍のページを表示させると、その書籍が近隣の図書館で貸出をしているかどうかをすぐに表示してくれる。これにより、「ほしい物リスト→詳細ページ→図書館の予約ページ→予約完了」という工程をスムーズに完結させられるのだ。

 

ゴールデンウィークは15冊以上の本を借り、読みたいと思っていた本の大半に目を通すことができた。その間、書籍は一切購入しなくて済んだ。書籍の「浪費」割合は随分と減ったにもかかわらず、「自己投資」に対する時間が劇的に増えた。また「何度も読みたい」本は意外と少ないもので、多くは図書館で借りるだけで事足りることが分かったのも大きな気付きだった。

 

「投資」と思っているものの中にも、「浪費」とカウントできる支出項目がある。それを見極め、改善と最適化を行うことで、お金と時間の両方を工面できるようになるというメリットが生まれた。削れる「浪費」はどんどん削っていきたい。

 

お金に対する考え方を変化させることで、生活スタイルも自ずと改善される。お金の使い方を考えることで、もっとムダを取り除けるはずだ。

 

世界を変えるお金の使い方

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