事業会社マーケターのさんぽ道

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東尋坊からの雄島へ。福井を観光するなら必ず制覇しておきたい名所

 

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福井県の東尋坊で自然を味わう、観光スポットとしてオススメな理由」でも書いた通り、大学時代の知己をたずねて、2013年12月28日に福井県に行ってきた。 

東尋坊の目と鼻の先にあるのが「雄島」である。なんでも東尋坊で身を投げた人間の遺体がこの島に流れてくるとか、島を反時計回りに1周したら呪われるとか、寓話にも似たストーリーがあるのだとか。

本土から雄島に行くには、この長々き朱色の橋を渡らないといけない。一歩ずつ、一歩ずつ橋を踏みしめる。橋の両側を見るとうっすらと湿りっ気が確認できる。打ち寄せる波が高い時は、この橋の上をかぶさるように波が過ぎていくのかもしれない。

桟橋を5分ほど歩くと雄島に到着。歩みを進めると鳥居が視界に入ってくる。手前には石灯籠や石細工が点々とある。島にはひとっこ一人いる気配がなく、独特の静寂に包まれている。

ここで島を歩む者へのルールを解説しておこう。それは左回り(時計回り)で島を1周しないといけないということだ。それを反すると呪われるとか。なんかドラクエみたいだ。それは怖いので、時計回りに雄島めぐりを試みる。

この写真は雄島を歩いて十数分ほどしたところ。開けた海が見える。島の突端から見える水平線、これもなんかドラクエ感ある。一緒に行った山モデルが写真を撮っているさまが絵になっていたので、隠し撮りを敢行してみた。

福井のELTをイメージして撮影してみたの図。だから何やねん感がすごい。 

ちょっと早歩きながらも、雄島1周をコンプリート。一面曇りがかった天気だったので雰囲気は出ていたけど、また快晴の日に訪れると、違った景色が見えることだろう。

雄島のこの橋、全長が異様に長く、歩くだけじゃつまらない。先頭にいたモデルが全力疾走を始めたので、自分も走ってみた。えらく気持ちいい。テンション上がってバスケのフットワークも入れてみた。車に乗りっぱなしで固まっていた体に切れを戻すための所作である。

地元の知人に聞いたところによると「雄島は地元の学校の遠足でもあんまり来ない場所」。ミステリースポットなのかもしれない。自分はまったく霊感がないので、特に取り憑かれるでもなく霊の存在を感じるでもなく、島めぐりを楽しむことができた。

東尋坊マジック

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