事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

マーケティング理論を体系的に習得することにした。失敗を回避し、成功を導くために

6月からとある講座に通うことになった。仕事の「マーケティング」を勉強する実践講座である。本格的にマーケティングの仕事を初めて丸3年になるが、自分の弱点を感じていたからだ。

これまで製品マーケティング、企業ブランディングという2つの仕事で「コミュニケーション」に関するアウトプットを出し続けてきたのだが、どうもそのアウトプットが正しいのか? ということに自信が持てていなかったのだ。もちろん、正解はすぐに見つかるものでも何でもないのだけれど、今進んでいる仕事の方向は間違っていないのかが分かる道標がほしかった。

マーケティングを一言でいうと「売れる仕組みを作ること」なのだが、それを構成する要素はとてつもなく多いし、守備範囲は広すぎるくらい広い。その中でも自分が経験してきたのは「マーケティングコミュニケーション」というカスタマーとの接点の仕事がほとんど。もっと視野を広げたい、マーケティング戦略からコミュニケーション戦術に落とし込んだ仕事ができるようになりたかった。 

その答えは、体系的な理論の習得にあると考えた。マーケティングを仕事にするからには、マーケティングの全貌を理解していなければいけない。仕事の現場ではなかなか理論を学ぶことはできないから、集中講座に参加しながら理論を学び、仕事に生かしていきたいと思う。

早速講座を受けてきた。初回日は2時間×2コマの授業。「ブランドコミュニケーション戦略」と「マーケティング概論」を学んだ。どっぷり集中しながら講座を受け、頭は常にフル回転。1つの講義にかじりつき、頭を働かせながら「勉強」をしたのは久しぶりだ。

働き始めてからの「勉強」の多くは、書籍を通じた「座学の勉強」だったのだけど、講師と一緒に受けるライブの授業は集中できるし、頭への入り方が違う。講座は9月末まで続くが、終わったころにはきっと今よりずっとマーケティングを体系的に理解できている自信がある。

この講座で学べるさまざまな理論は、実践に必ず寄与する。理論を学んだからマーケティング戦略を実践できるようになるわけではないが、理論を学ぶことで「大失敗」や「失敗」をテクニックで回避することができるようになるはずだ。その素地ができることで、今までにないマーケティングの成功を導くことができるはず。この機会を逃さず、たっぷりと学んでやろうと思っている。 

 

全史×成功事例で読む 「マーケティング」大全

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