チーム視点での全体最適、素直さ、求められる役割
今日は半年に1回ある仕事の振り返り。どんな目的を持って何のために仕事をするか、自分に足りないスキルを棚卸して、成果を出すためにはこれから何をしていけばいいか、といったことを面談しながら考えなおした。そこで得られた気づきを胸に刻み込むために、ブログに残しておく。具体的には3点ある。
チーム視点で仕事を最適化する意識があるか?
1点目は、仕事の最適化の方向性について。今まではいかに自分のタスク処理を最適化するか、という視点で考えていたけど、次の階段を上るために求められるのは、チームでの仕事の最適化。「仕事は一人ではできない、周囲の力添えがあって初めて大きな成果が出せる」って常日頃から心がけていたつもりだったけど、まだまだ視野は自分視点にとどまっており、チームの仕事を最適化するというスタンスではなかった。
今までやってきたタスクへの取り組み方が「個別最適」だとすると、これからすべきことはチームのタスクの「全体最適」。よく考えると、自分の仕事は多くの人のレビューから成り立っている。いただくフィードバックの質を高めるためにも、こちらでアウトプットの質を最大限に高めておかなければいけないと感じた。1つ1つのタスクに対して思考を働かせ、よりよいものにしていく姿勢が肝要。
素直さ、謙虚さを忘れていないか?
2点目は「素直さ」「謙虚さ」を忘れないということ。「働き始めて中堅クラスに差し掛かるころは、自分なりの仕事のやり方ができ、それが自信となる。一方で、やり方の異なる人の意見を素直に受け入れられなくなることもある」といった趣旨の言葉をいただいて、ハッとした。思い当たる節があったからだ。
最近少し伸び悩みを感じていて、「自分のやり方じゃいけないのかな?」なんて思ったりもしていたけど、そうじゃない。今の土台をベースに、人の意見やアイデアを取り入れながら、自分で考えてより高いレベルのアウトプットを出していかないといけないフェーズに差し掛かっているということだ。よりよい意見をいただくためには、おごらず、謙虚であり続けなければいけない。そんな当たり前のことに気づいた。
我を通すだけじゃなく、求められている役割を全うできているか?
3点目は「求められている姿」がより明確になったこと。自分の目指したい方向性ははっきりと見えているが、仕事をしていく上で自分の我だけを通すことはご法度だ。会社で、チームで仕事をしているという大前提があり、そこで発揮してほしい役割がある。それがブレていたことが、改めて分かった。
逆に、「こうあってほしい」という理想が腹にすっと落ち、これからどんなスキルを補っていけばいいかがはっきりと見えた。目標も立てられたので、あとはそれを達成するために突き進むだけ。ぐらついていた足元がしっかりと固まった状態である。ちょっと気づくのが遅かったけど、今の段階で気づけてよかったし、2、3年後の自分像が見えてきた。
こうした気づきが得られる環境に身を置いていることに感謝しつつ、明日から毎日頑張っていこう。