2016年「捨ててよかったものリスト」40選
今年は断捨離意欲が再燃し、多くのものを手放した。断捨離は、自分とモノの関係性を問い直すことにつながる。
捨てる行為を通じて「これは本当に、いまの自分にとって必要なものだろうか?」「これをなぜ買ったのか? いらなくなった理由は何なのか?」といった価値観と向き合い続ける。
その流れを通じて「自分が本当にほしいモノ」が明らかになる。これが分かれば、次にものを買うときにもその価値観で判断ができるようになるし、本当にほしいモノでなければ、買うことすらしなくなる。
こうして不要なモノが部屋を占拠することがなくなり、本当にほしいモノだけに囲まれたくらしができるようになる。
今年の断捨離で手放したものを、記録し続けていた。その数、40ほど。手放す際に生じた感情は、いまも頭のなかにしっかりと記憶されている。モノをなくしても、モノに対する思い出は消えないことを知る。ちょうどいい機会なので、手放したモノを振り返ってみよう。
- エポスカード
- マルイで衣服を購入するときに契約した。ポイントが付くことがインセンティブだった。服装の趣味が変わり、マルイでモノを買うことが少なくなった。もともと付帯ポイントが目当てだったので、カードそのものが欲しかったわけではなかった。
- Suica カード
- なぜか2枚あったので、1枚をデポジットした。ダブったモノは基本的に使わないので、さっさと手放してしまったほうがよい。
- ポイントカード系
- ドラッグストアや飲食店でもらうポイントカードだが、ポイントが使えるようになるまで貯められたためしがない。ポイントを獲得することに縛られるライフスタイルもいやだし、財布が膨らむのもいやだった。
- 猫背
- ずっと猫背が気がかりで、治らないものだと思っていた。そんなときに『猫背は治る』を読んだ。この本に書かれていることをやってみると、猫背が改善された。人間本来の立ち方や座り方、体重のかけ方を意識することが大事だと知った。
- ぶかぶかのパンツ
- ファッションの趣味が変わり、いわゆるダボダボ系のファッションを取り入れなくなった。年を経ると、カジュアル中心のファッションが取り入れにくくなる。体にしっかりとフィットする衣服を購入するのが大事だ。
- リーバイスの9部丈パンツ
- 昔は9部丈のクロップドパンツが好きだったが、これも歳を重ねることで嗜好が変わっていった。履かないものは、即座に捨てる。
- リベンハムの腕時計
- シンプルなデザインが好きで、モードでもカジュアルでも合わせられる時計だった。自動巻きの時計だが、これがうまく動かなくなった。一度修理にだして復活したものの、再び動かない状態に。使えないものを持ち続けていても仕方がない。
- 安物のソックス
- ソックスは安物を買うとだめ。毛玉や繊維がいっぱい出るからだ。毎日着用するものは、消耗品でも良い品質のものを選んだほうがいい。その方が、クオリティ・オブ・ライフが上がる。
- ナイキのランニングシューズ
- 10年前に購入したもの。まだ現役で履けるが、そもそもランニングはせずに泳いでばっかりだ。靴箱の肥やしにしても仕方がないので、思い切って手放す。
- 1週間用の大型スーツケース
- クローゼットに収納していたが、本当にかさばる。かつ、保管しているうちにキャスターが壊れてしまった。修理に出せばキャスターは直せるそうだが、そもそも1週間以上の長期旅行なんて、このスーツケースを買った時以来行っていない。もし使う必要が出てきたら、レンタルをすればいい。
- バスタオル
- 男性の風呂上がりに、バスタオルはToo muchだ。フェイスタオルぐらいの面積で、十分に水分を吸収できる。バスタオルは保管に場所を取る。全部フェイスタオルの面積のものにして、バスタオルはお気に入りのもの以外をすべて捨てた。特に困ったことはない。
- NICOLE CLUBのビジネスバッグ
- いつか使うかもと思ってずっと取っておいたが、結局使わなかった。数年使っていたので、ところどころボロボロだ。修復不可能だと判断。思い入れがあるものにはサンクコストの問題がつきまとうが、サンクコストは気にしないという判断基準が自分の中にできあがったので、捨てられた。
- PUMA のスニーカー
- 履き心地が好きなPUMAのスニーカーだったが、別注だったのか、以前持っていたものとは履き心地が異なる。靴を履いていてストレスを感じ続けるのは嫌だったので、メルカリに出品。
- オニツカタイガーのスニーカー数点
- 一時期気に入っていたオニツカタイガー。履きつぶしたので、役割を全うしてくれた。
- ビアンキのネックレス?
- カバンを買ったときにノベルティとしてついてきた。使うことがなかったので、メルカリに出した。
- 傘数本
- 傘はお気に入りのものが1本あればOK。何点かあっても、結局お気に入りのものしか使わない。
- クロックス
- 靴底がなくなるまで履いたので、捨てて問題ない
- 香水数点
- 香水をつけなくなって数年が経つ。香水は捨てる際の処理が面倒なので、メルカリに出展。欲しい人の手に渡ることになってよかった。使い切ってもらえれば本望だ。
- 浴衣、帯紐、雪駄
- 花火大会のときに1度着たきり。二度と着ることはないと判断。
- もらいもののお皿数点
- 使わなければ意味なし。
- IKEAのラック数点
- 断捨離が進めば、そもそも収納具は必要なくなる。結果的に、ラック関連のものは、多くを捨てることになった。ぼくらは物を持ちすぎだ。
- スプレー類
- スプレーも使わないので、すべて捨てた
- ファッションブランド系の紙袋
- 「いつか使うかもしれない」と思いながら絶対使わないモノの代表格。でも手放すまでに時間が掛かった。
- ノート類
- もらいもののノートも結局は使うことはない。欲しい人にはあげて、残ったノートはすべて処分。
- ノベルティでもらったもの
- 書き味が好きではないボールペンなど。使わない。
- タンブラーなどもたくさんもらうが、2つあれば十分。
- ステッカー類、貼らない。
- 漫画、本、百冊以上
- 本当に残しておきたいものは少ない。本を手放したことで、電子書籍化がいっそう進んだ。
- リアルフォースのキーボード
- HHKB BTとの出会いがすべて。キーボードは本当に使いたいと思えるもの1つでOK。メルカリに出展。
- 室内ランプ
- 結局使わなくなった。
- ふとん、シーツ類
- 誰かが来た時用と思っていたけど、使わない。布団は買い換えれば、古いものは即座に捨てる。
- 文房具類(カッター、マジックペン、はさみなど)
- 1種類あれば十分。ダブリは捨てる。
- ボタン
- 服を買うとついてくる予備のボタン。使ったためしがないし、ボタンをなくす前に服を断捨離してしまう。
- ゴミ箱
- 1部屋に1つ配置していたが、そんなにいらない。2個を残して、他は捨てた。
- 洗浄剤系
- 窓拭き用とか、フローリング用とかたくさんの洗浄剤があったけど、基本的に水拭きで大丈夫。毎日きれいにしていたら、そもそもそんなに汚れない。
- 洗顔料
- 体と顔を洗っても大丈夫な石鹸に変えた。まったく問題ない。
- リンス
- リンス効果のあるシャンプーに変えた。リンスインシャンプーとは違うもの。まったく問題ない。むしろ、お風呂場がモノで占拠されなくなったので、いいことづくめ。
- 100均SHOPで買ったもの
- 基本的に、100均ショップで買ったものは愛着を持って使わない。
- パッケージクリップ
- IKEAで買ったパッケージクリップだが、数が多すぎた。10個もあれば事足りるので、使わないクリップは捨てる。
- 通帳
- 過去のものは見返さない。
- ヨガマット
- 結局1回しか使わなかった
- 冬物で1軍以外のトップス、ボトムス
- Coen、エディションのパンツ、Hug3のバッグ、ギャップのダウン、ASMのブラックジャケット、HAREやCONVERSEのパーカー。
リストにすると40ほど。実際は重複しているモノは一気にすてたので、個数自体はもっと多い。これらを手放してくらしているが、なんら不便さを感じることはない。居住空間にゆとりが生まれ、帰りたい家になった。
今はもうほかに捨てるものがないと感じているぐらいだが、何もない家というわけでもない。むしろ、これからもずっと愛着を持って使い続けたいと思えるものは、捨てずに手元においたままだ。選りすぐりのモノだけに囲まれたくらしは、単純に楽しい。いまあるモノを大事に使い続けようという思いもより強くなるし、もっとシンプルなくらしがしたいと思えるようになった。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
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