事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

働く

コンテンツ企画4年→マーケティングコミュニケーション3年→ブランディング3年のキャリアの先に何があるのか?

これまでの自分の仕事内容を振り返ると、「編集→マーケティングコミュニケーション→ブランディング」という道をたどってきた。業務範囲が徐々に拡張し、コミュニケーションで解決すべき領域が「コンテンツ→製品・サービス→事業戦略」と変わってきている。

キャリアに正解も最適解もない。変わることを前提に変化を受け入れ、楽しむしかない

いつになっても、正しいキャリアなんて存在しないし、迷いも生じ続ける。おそらく40歳になっても、50歳、60歳と年を経てもそれは同じなんだろう。 社会人歴10年目、あらためてDecadeとしてこれまでの仕事や知らぬ間に築いてきたキャリアを振り返ってみた。10…

フェロー・アカデミーのコラム「言葉の力」に寄稿しました

www.fellow-academy.com フェロー・アカデミーの特設サイト「言葉の力」にコラムを寄稿しました。自社メディア「サイボウズ式」の編集長として、コラムを執筆するのは初めてでしたので、いつの間にか力が入ってしまったようです。 Webメディアで記者をしてい…

人を動かすに悩み、仕事の影響範囲が広がり、スキルを捨て素養を追い求めた1年だった

2014年は今まで生きてきた中で一番過ぎ去るのが早かった。11月になっても、今年1月の正月に過ごした場面が頭をよぎることもあるくらい、あっという間の一年だった。光陰矢の如しを地で体験したのだった。 こうなると、来年はもっと1年が早く過ぎるのだろうし…

200〜300回は取材をしてきたけど、取材を受けたのは初めてだったよ

これまで仕事を通じて200〜300回はインタビューを実施した。それこそ現場のメンバーからリーダー、上場企業の社長、はたまたバイスプレジデント級の外国人まで(ただし通訳付きね)、たくさんの回数を重ねてきた。これまでずっとやってきた取材を、まさか自…

shAIRの皆さんと一緒に、マーケティング勉強会をやってみた

Private Cafe Cozzyのオーナーさんとは、なんだんかんだで長い付き合いである。地元が近いという共通点がきっかけで何度か一緒に飲ませてもらったり、お店に通わせてもらったりしている。その節は人生相談もさせていただいたりと、本当にお世話になりっぱな…

アクセス解析は数字ではなく、利用者のことを考えるためのもの――『0からのウェブディレクション講座・運用編』で得た気付き

「0からのWebディレクション講座・運用編」に参加。講座内容の中心は「Web解析」「アクセス解析」で、Web「制作後」の運用の話が主だった。ツールの使い方が主なトピックかと思いきや、もっと大切な話がたくさん込められていたのだった。

マーコム、自社メディア運営、ブランディングのWeb担当――「伝える」仕事への並々ならぬこだわり

最近、勉強会などで仕事の一部をプレゼンさせてもらう機会があった。お題は、Webを通じたマーケティングの手法やオウンドメディアの運営について。プレゼン資料を作っていると、さまざまなタスクを同時並行で進めてきたんだなあと感慨深くなる。 「今、どん…

事業会社側、発注側のディレクションスキルも底上げを――「0からのウェブディレクション講座:設計編」に参加してみた

ストリートアカデミーが主催する『0からのウェブディレクション講座:設計編』に参加した。自分は事業会社側でWebを作るWeb担当者という位置づけだが、Webディレクションを体系的に学んだことはなく、独学で、ほかの人のやり方を見よう見まねで習得しながら…

仕事を任せてもらえる喜び。1のアウトプットは5にも、10にもなるという気付き

いくら勉強しても、実践しなければ意味がない。逆に一度でも実践してしまえば、それを実現するために勉強しなければならない分野が明らかになり、もっと勉強しようという気持ちが燃えさかる。勉強のための勉強は効率が悪い、というか自分にとっては意味をな…

4月1日の原点回帰。初心を思い起こし、貪欲に仕事に取り組む日

4月1日、社会人7年目のスタートはいつもと変わらない感じ。社会人1年目の4月1日は、「これから社会人として働く」期待と「自分にやっていけるのだろうか……」という不安が入り混じった気持ちだったことを思い出す。 地下鉄を降りて、会社に行くまでに学生時代…

チーム視点での全体最適、素直さ、求められる役割

今日は半年に1回ある仕事の振り返り。どんな目的を持って何のために仕事をするか、自分に足りないスキルを棚卸して、成果を出すためにはこれから何をしていけばいいか、といったことを面談しながら考えなおした。そこで得られた気づきを胸に刻み込むために、…

30歳というひと区切り

20代を終え、30歳になった。19歳から20歳になった時はなんとも言えない気持ちになったけど、29歳から30歳になった時は、特別な気持ちはあまり湧いてこなかった。とはいえ、少し考えることもある。 90年を生きるとすると、30歳になってようやく人生の3分の1が…

守備範囲を超えた仕事を取りにいく

2012年4月20日(金)。 久々に熱い飲み会に参加。後半はほとんど仕事の話。うん、思いを持って仕事をしている人と一緒にいるとこちらまで熱くなる。もらった以上の熱量を提供できたかしら。 中途で会社に入るということ。即戦力としての能力とアウトプットが…

大学におけるサイボウズLive活用の兆し――早稲田大学 向後千春先生の事例

教育機関で「サイボウズLive」の活用が進んでいることを実感する。今回「活用事例」として公開したのは、早稲田大学 人間科学学術院 准教授の向後千春先生の事例だ。 「サイボウズLiveはオンラインのゼミルームであり、僕の記憶装置」――早稲田大学 向後千春…

自分らしさと社会起業をかけ合わせる実践の場

無料コラボレーションツール「サイボウズLive」の事例記事を公開した。「社会の役に立ちたい」という人が、社会起業に向けた事業計画の立案について学べるビジネススクール「社会起業大学」でのサイボウズLive活用事例だ。 「自分らしさ」と「社会貢献」を掛…

JUSO Coworkingのあたたかさ

大阪府・十三にあるコワーキングスペース「JUSO Coworking」がリニューアルした。水交ビルの3Fのスペースを利活用し、デスクや椅子、本棚、ロッカー、子どもが遊ぶスペースなどを新たに構築した。3月1日はリニューアルを記念したレセプションパーティーがあ…

会社の目指す方向性を再認識した

今日は所属するマーケティング本部でのキックオフがあった。会社の方針やビジョンについて、社長やプロダクトマネジャーから思いを直接聞く。車座になって全員が座り、プレゼンターは一人ひとりの目を見ながら自分の言葉で話す。 通常のキックオフではスクー…

新しい職場での、今までにない半年。マーケターとして「そもそも」を考え続ける人になれるか?

今の職場で働き始めてから半年が経った。部長と半年間の振り返りをしながら、手掛けてきた仕事の棚卸しをした。実行できたのは、コンテンツマーケティング。ここを期待して採用してもらった(と思っている)ので、本職が評価につながって一安心だった。 実行…

「焦って思考停止」の克服に努める

2012年1月に改善したい癖がある。切羽詰ってくるとスピードを意識するあまり、思考が停止してしまうことだ。早く答えを出したい、仕事を片付けたいと思うあまり、考えることを忘れ、早急に答えを出そうとする傾向がある。 仕事はチームでやるもの。自分の勝…

青雲の志

2012年の始まりは虚心坦懐。勝負の1年です。青雲の志を胸に秘め、心身ともに充実した日々を積み重ねます。皆様どうぞ宜しくお願いいたします。 Facebookに表明した年頭所感の通り、まっさらな気持ちで2012年を迎えることができた。勝負の1年というのは、今の…

激動の2011年、転機の2012年

2011年が終わりを迎える。今年中に仕事・生活の両面で振り返りができたのは収穫だった。小さいながらも、毎日一歩ずつ前進できていることを言葉で落とし込めたからだ。 激動の1年、仕事と人生に対する考え方が変わった 2011年は激動の1年だった。転職を2度経…

自ら機会を作り出す

来年目指したい姿を記しておきたい。ビジネスの目標から施策を逆算し、KPIを設定した上ですべきことに優先順位を付けて、目標を達成していくことだ。今年は目の前に現れるタスクを1つずつ高速に消していくことに徹した。完了したToDoの数は大小を含め30強、1…

29才の決意

誕生日を迎え、29歳になった。20代最後の1年は、いっそう仕事に打ち込んでいく。 2011年の1年は、さまざまな転機が訪れた。仕事では2回転職し、仕事観が大きく変わった。自分が生かせる場所と生かせない場所が存在することが、明確に分かった。自分はある程…

ロールモデルと過去の自分を超える時

仕事を客観的に見る視点は、いつになっても持ち続けていたい。会社の中で評価を受けても、それは社内での評価であり、市場価値とは明確に異なる。客観的に自分を評価したい場合は、社外に同年代のロールモデルを作るといい。同じ職種でも、会社が変われば仕…

『入社1年目の教科書』は働くすべての人の必読書

『入社1年目の教科書』(岩瀬大輔・著)が素晴らしい。入社1年目の社会人向けに書いた書籍とあるが、社会人5年目の自分にとっても、有益な情報が多い。岩瀬大輔さんは、世界を舞台に活躍するヤング・グローバル・リーダーだ。そんな人の仕事に対する心構えは…

アウトプットがすべて

今年自分の中で大きく変化したことがある。PDCAを細かく回し、悩む時間を最小化して考える時間を増やし、アウトプットと実践の質と量を増やすように努めたことだ。実践が伴わない情報収集を捨て、仕事を前に進めることだけを考えて、仕事時間を配分してきた…

モチベーションや集中力に左右されずに仕事をする

1日の仕事では、時間配分を強く意識している。具体的には、朝は考えてアウトプットを出す時間、昼はインプットとタスク消化の時間に当てている。 朝は脳が活性化しているため、思考にあてるのが一番だ。出社後にタスクを書き出し、頭をからっぽにすると、脳…

マーケター実践者として愚直に進むだけ

今の会社に入社して丸4カ月が経った。Webを中心としたプロダクトマーケティングにかかわり、実践を重ねることができた。四半期前とは比べ物にならないくらい経験と実践が増えた。それまでの自分は、新しいトピックを追いかけるだけのトレンドウォッチャーで…

緊張と弛緩で、焦りのストレスをなくす

打ち合わせ、往訪来訪、イベント企画などの時間が増えると、自分が直接手を動かして仕事を進める時間が減る。仕事が詰まる原因になり、手元のToDoを消せずに気持ちばかりがあせる。そこで集中力を欠き、丁寧さがなくなることで、さらに仕事がスタックする。…