チームを率いる
出口治明さんの『部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書 』が、これからチームを率いるリーダーにとって良書だったので、読書感想文をまとめてみた。
簡単なレベルのやりとりや依頼された仕事は即断・即レス。これしか選択肢はないでしょうという話。 自分宛てに何かしらの依頼が来る。その通知を開いたその瞬間に、何かしらのレスをする。「できない」「できる」「今は難しい」、返事は何でも良い。寝かすこ…
最近のキャリアに関する所感をつらつらと残す。なんだかステージが変わりつつあるなと。これまでは「自分」中心の仕事の仕方が主。いかにスキルを身につけ、自分の力で質の高いアウトプットを残していくかだけを考えていた。 けど、2014年に入って求められる…
「自分で考えて、判断すること」をベースに仕事をしないと、大きな伸びしろは期待できないだろうなあというお話。 仕事のレイヤーが上がれば上がるほど、判断や意思決定の機会が増えていく。あらゆる仕事で意思決定は必ず絡んでくるものだし、その意思決定の…
過去に成功体験を積み重ねてきた時ほど、その成功体験は次の仕事では通じないという前提があると良いんじゃないかなというお話。 とかく自分の場合、過去の成功体験を捨て去ることが難しいと感じる。だって、成功したんだから、そのノウハウを次も使いたいと…
上のレイヤーの役職になればなるほど、立ち向かうべき仕事の課題は大きく、複雑で、抽象的なものになる。それを手を動かせるプランレベルに落とし込んで、行動するのがメンバーの仕事だ。ただ、メンバーの立場からすると、そういった上の役職の人から降りて…
チームの価値を最大化するには、メンバーの良いところを見つけてほめまくるのが良いチームマネジメントになるのではないか、というお話。 ほめるは難しい、ハードルが高い
意思決定に自信がないとき、迷いが生じるときは、判断基準と優先順位を言語化できていないからだというタイトルのまんまのお話。 仕事で大役を任されれば任されるほど、大小さまざまな意思決定を続けていかなければならない。だが、意思決定までのプロセスで…
もともとは会議を効率良く運営したくて、無駄なことに時間を割きたくないなと思っていた。でもそんな会議は文字による進ちょく報告で事足りてしまう。カチッとした会議を敬遠し、ザツダンOK、脱線OKな会議の運営を心掛けてみた。 これが結構良い感じで回るこ…
分からないところを分からないままスルーせずに、ちゃんと確認してくれる人の方が信頼できるようになるというお話。 仕事は分からないことだらけだ。特に新しい仕事の分野を担当するようになると、これまでの知識やノウハウでは太刀打ちできない場面に遭遇す…
自分の能力だけだとちょっと届かない仕事に挑戦する機会があると、人は結構成長するよというお話。 「成長」を目標に掲げて仕事をしている人は多い。できることやスキルを増やしていきたいし、チームでの仕事の成果を出すためにどうすればいいかを考えること…
タイトルのまんまだが、誰だって自分の得意な分野でリーダーシップを発揮できるし、人任せではなく当事者意識を持ってリーダーの経験を重ねた人が複数いるチームは、とてつもなく強くなるんだろうなあというお話。 チームメンバーの一員であるうちは、どうし…