事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

初めてのワイヤーフレーム制作で感じた「Webサイトにメッセージを込める意味」

はじめてのワイヤーフレーム

1日ずつブログを書くつもりが、あれよあれよという間に今週末に。いやーその日に書かないと、あとで地獄を見ますね。。。というわけで、いつものごとく思いついたことをつらつらと。

今Webのワイヤーフレームを作っています。ワイヤーフレームとは、Webサイトのユーザーインタフェース案です。Webサイトの目的を達成するために、どんなコンテンツやキービジュアル、キーメッセージを作るか、どんなレイアウトやデザインだとコンバージョンが上がるかなどを考え、図に落としこんでいきます。 素材やコンテンツの軸を考え、図に落としこむのは創造力が問われ、脳に汗をかく仕事で楽しいです。

しかし、自分のレベルだといかんせん時間が掛かってしまう。新しい仕事に取り組む際は、ストックやノウハウがまったくない状態なので、手探りで仕事を進めてしまいがち。今回の仕事も走りながら考える姿勢で、まずは頭の中にあるイメージを紙に落とし、それを図(Excel)で清書していくことにしました。

ワイヤーフレーム制作を通じて、すべてのWebサイトのデザインやレイアウト、メッセージの1つ1つに意味が込められていることを思い知りました。もちろん、素材を当て込んだだけの体裁を持つWebサイトもあるかもしれませんが、作り手の意図や思いが反映されないWebサイトだと、多分コンバージョンや目的の達成ができないのだろうなと強く感じます。

あーこのWebサイトにはこういう意味があって、多分ユーザー数を増やしたいのだろう。始めて訪れたユーザーが迷わずに目的のコンテンツにたどりつけるように、作り手の意図をできるだけ正確にワイヤーフレームに込めなければならない――こんなことを考えながら仕事を進めていました。

自分はWebが大好きなのですが、まだまだWebの世界は深淵で、底が知れません。こんな面白い世界を舞台にした仕事ができていることに感謝しながら、まずはワイヤーフレーム制作という「できないこと」が、自分にとって「できるように」することを目標にしていきます。