事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

マーケター実践者として愚直に進むだけ

今の会社に入社して丸4カ月が経った。Webを中心としたプロダクトマーケティングにかかわり、実践を重ねることができた。四半期前とは比べ物にならないくらい経験と実践が増えた。それまでの自分は、新しいトピックを追いかけるだけのトレンドウォッチャーであり、実践者ではなかった。

Webマーケティングの世界は、細かくPDCAを回しながら、仮説検証、実践、最適化を繰り返していく機微さが求められる。悩む時間を最小化し、考えて実践し、振り返る時間を多く取ることで、できることがどんどんと増えていく。

リスティング広告も、Webページのワイヤーフレーム作成も、制作会社とのWebディレクションも、アクセス解析も。極めたいと思った分野を積極的に宣言し、Web担当者としての社内での立ち位置を明らかにしていく。そのうちに「勉強会を開催してみれば」「ノウハウをほかの人にも教えてほしい」というリクエストもいただけるようになった。

実は、各分野の理解や実践経験はまだ浅いといわざるを得ない。それでもまずは挙手する。手をつけてみるまで未知な分野でも、実践していく上でぱっと道が開ける瞬間がある。これが格別であり、チームや会社全体の役に立っているという実感が得られるから、仕事が楽しい。 

もっとできることを増やしていきたい。もっと成長したい。Webマーケティングに終わりはないし、確固たる成功の方程式もない。だからこそ、自分で考えて実践していける。この仕事に就いて本当によかったと心から思っている。Webマーケティングの実践者として、愚直に1つずつできることを増やしていきたい。