事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

【GAP016】イベントを見逃さず訪問者を呼び込む

できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版 SEO&SEMを強化する新・アクセス解析術』の100ワザを実践してみる「Google Analytics Practice(GAP)」。016では、ワザ16——イベントを見逃さず訪問者を呼び込もう——を実践します。

アクセス数の増加を狙う手法として、イベントが起こった時に関連するコンテンツを更新することが挙がります。

例えば「●●が▼▼を買収した」といったニュースの場合、各メディアが速報記事を出し、そこから識者の分析記事やコラム、そしてユーザーによる考察ブログが出てくるといった流れでしょう。その時の1ユーザーとしての行動は検索エンジンのニュース/ブログ検索サービスなどを使い、関連する記事を探すと思います。要するに、イベント発生時には、ユーザーの自発的な検索エンジン活用率がアップするのです。

Webメディアやブログでも、当然それに関連したコンテンツを狙って出してきます。アクセス数の最大化が図れるからです。今は「リアルタイム検索」機能が豊富になり、Twitterを中心とした「リアルタイム配信」も主流になっているので、検索エンジンのページ認識も早まっています。すなわち、イベントに合わせてコンテンツを打ち出すことが一番無難かつ効果の出る戦略といえるでしょう。

これは特にフロー型のニュース記事を扱うメディアやブログでは有効です。外部のイベントや出来事に常にアンテナを張っておくことで、一気に訪問者を集め、アクセス数の全体の底上げに寄与します。これはGoogle Analyticsを直接使う手法ではありませんが、コンテンツを発信するあらゆるユーザーが心掛けておくべき作法といえるでしょう。

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