事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

ゼロ秒思考とメモ書きで見えた「考えるとは何か」のたった1つの答え

仕事で「もっとよく考えて」といったアドバイスを受けることはよくある。でも「考える」っていったいどういうこと? と首を傾げる人も多いはず。

もし「考えること」に課題意識を感じているなら、『ゼロ秒思考』(赤羽雄二)を読んでみよう。「考えることとは何か」「どうすれば考えられるようになるのか」を実感できること間違いなしだから。

 

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

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ゼロ秒思考=思いついたことをメモしていくだけ 

ゼロ秒思考はとにかく簡単。「思いついたことをひたすらメモしていくだけ」である。人間は普通に生きていると頭の中に考えがめぐる。それをA4のメモ用紙にひたすら書き落としていく。本当にこれだけなのだ。

騙されたと思ってメモをしていく。頭によぎったことをどんどんメモしていくと、それに付随して頭が回り出し、考えがとめどなく生まれてくる。思い浮かんだことをひたすらメモる。メモる。メモる。メモった分だけ頭が考えていることが分かってくる。

「うーん、何のこっちゃ?」と思うかもしれない。がこのメモを5枚、10枚、と書いていくと、効果はすぐに実感できる。頭の中でもやもやしていたことを書き出すだけで、そのモヤモヤがすーっと消え、頭がクリアになっていくのだ。

書くことで、考える。言語化されることで、考える

思うに、書くことで思考が言語化されるのが良いのだろう。モヤモヤをメモとして言語化すると、それを自分の目で把握できるようになる。頭の中でモヤモヤを逡巡させるのと、実際に言葉にして目で知覚するのでは、刺激がまったく違う。

頭だけで考えているとモヤモヤは常に尽きないのだが、メモとして残った言葉を見ると、その言葉に対して「なぜこう考えたのか?」「どうすれば解決できるか?」といった思考を進める次の質問が次々と浮かんでくる。

「今、この課題は考えなくてもいい」とか「このモヤモヤの本質はなんだろう」といったことを考えられるようになり、優先順位を決めたり判断しやすくなったりするのだ。このように頭の中を書き出して、それに対する探求を深め、解決策のようなものを見出していくことが「考える」ということなのだろう。

メモ書きで、意識的に考える時間は作れる 

このゼロ秒思考のメモ書きの良いところは、強制的に考える時間を作ることができるということだ。ゼロ秒思考ではわずか1分の間に、1つのテーマに対する思考を深め、メモに集中的に書き落としていく。その1分間は、考えることだけに集中できる至福の時間だ。

仕事などで毎日忙しくしている時は、この「考える時間」を意識的に取ることはなかなかできないものだ。朝から仕事をさばいていて、気づけば1日が終わっていたといったことは往々にして起こりうるのだが、「ゼロ秒思考とメモ書き」を生活の中に組み入れることで、思考の時間を取ることができる。ただメモをすれば良いだけなのだ。

ゼロ秒思考はだれでもすぐに実践でき、「考えるとはこういうことなんだ」というのを実感しやすい取り組みだ。まだゼロ秒思考を初めて1週間程度になるが、メモの総数は50枚を超えた。少なくとも、50回は考える時間を確保できていることが実感できる。

自分の仕事を「考える時間」と「作業する時間」に分けると、意外と「考える時間」が少ないことに気づく。考える経験が少なければ少ないほど、未知の課題を解決するのが難しくなっていく。ゼロ秒思考を取り入れることで、「考える」を意識的に行うことができる。これは有益以外の何物でもない。

ゼロ秒思考については、1カ月ほど集中的に取り組み、習慣にしてしまいたいと思っている。気づきは逐一このブログで更新していくつもりだ。

速さは全てを解決する 『ゼロ秒思考』の仕事術

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